教養としてのアントニオ猪木

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教養としてのアントニオ猪木

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  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784575318333
  • NDC分類 788.2
  • Cコード C0076

出版社内容情報

2022年、この世を去った稀代のプロレスラー・アントニオ猪木。猪木は常に「対世間」を掲げ、プロレスというジャンルに市民権を与えようと、文字通り、格闘してきた。他のプロスポーツのように一般紙が報道することもなく、アマスポーツのように五輪があるわけでもない。格闘技でもスポーツでもないこのプロレスの魅力を世間に訴えてきたその言動は、一介のスポーツ選手のそれとは違う、謎をまとっていた。我々、プロレスファンは、猪木から何を学び取ってきたのか。ベストセラー『教養としてのプロレス』に続く、新たなる〝思想書〟。

内容説明

2022年秋、この世を去った稀代のプロレスラー・アントニオ猪木。猪木は常に「対世間」を掲げ、プロレスというジャンルに市民権を与えようと、文字通り、格闘してきた。他のプロスポーツのように一般紙が報道することもなく、アマスポーツのように五輪があるわけでもない。格闘技でもスポーツでもないこの曖昧にして過激なるプロレスの魅力を、世間に訴えてきた猪木の言動は、一介のスポーツ選手のそれとは違う、謎と魔力に包まれていた。我々、プロレスファンは、猪木から何を感じ、何を学び取ってきたのか。猪木とは、プロレスとは、何か。著者の代表作『教養としてのプロレス』に続く、新たなる“思想書”。

目次

第1章 猪木の死 そこから始まる思索
第2章 プロレス内言語の再定義
第3章 猪木と80年代テレビ
第4章 「猪木史観」とは何か
第5章 検証・80年代の奇妙な試合
第6章 猪木の愛弟子たちからの学び
第7章 猪木以降の令和のプロレスを考える
第8章 猪木と『流血の魔術 最強の演技』―ミスター高橋概論
第9章 猪木と東京スポーツ
第10章 政治とプロレスの近似性
第11章 猪木とスキャンダル
第12章 検証・政治家としてのアントニオ猪木
第13章 アントニオ猪木と猪木寛至を知る男

著者等紹介

プチ鹿島[プチカシマ]
1970年、長野県生まれ。新聞14紙を読み比べ、スポーツ、文化、政治と幅広いジャンルからニュースを読み解く時事芸人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばんだねいっぺい

22
アントニオ猪木について、存分に角度をもって語ってくれたが、まだ、足りないのでおかわりを希望する。それぐらい果てしないし、それぐらい底が深い。2023/10/24

vaudou

6
猪木の奔放さ、観客の理解の追いつかなさを半信半疑のまま受け入れるという一貫した姿勢に貫かれているからこそ、検証の書でもない、また所謂ファンブックとも違う絶妙な距離感がある。その巨大な禅問答の化身の途方もない輝きと、それを前に試される受け手(世間)の構図。ニーチェの箴言を猪木に準えて言及する箇所があるが、まさに猪木が発する一挙手一投足はこちらを深淵に誘うかのよう。特に新間寿氏の歩んだ道のりを思うとその磁場の強さに少し怖さすら覚えるほどだ。これは思索の書だと思った。2023/10/22

qoop

4
強烈に惹かれながらも近づき過ぎず、距離を取って考察対象として猪木を捉えようとする著者。それは猪木を教師/反面教師とすることで自己を形成する行為であり、さらに猪木を通して世界認識の枠組みを模索した過程とその成果が書かれた一冊と云える。 2023/11/02

itchie

3
プロレスファンは「情報の楽しみ方」には強い。「半信半疑」をポリシーとするプチ鹿島さん。物事はシロクロつけるだけがすべてじゃない。「自分が真実と思っているものはいろいろな情報を得た上での自分の真実らしきものということを自覚しておくことが大事」だ。タイムリーだったのは"暴露"との向き合い方。プロレス界を揺るがしたミスター高橋の本を、「時系列を完全に間違えている」とバッサリ。よって、高橋本に書かれた猪木らの発言とされるものにも疑問符がつく。さすがの見破り方。構図だけで真偽を判断してはいけないということ。2024/11/19

せい

2
読み始めたものの、猪木に関する基礎知識が無いと話が全く分からないことに気がつき、『1976年のアントニオ猪木』を読んでから再トライ。やっと読むことができた。前半はプロレスファンの「あの頃の推しが尊かった」みたいな話が続き、「は、はあ…」という感じだったけど、後半の馳浩論や猪木と統一教会・北朝鮮の話は結構面白かった。2025/02/14

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