出版社内容情報
野生の猿による畑の被害が相次ぐなか、ヤギを飼うことで農作物の被害が激減! その理由は、ヤギの「見つめて近づく」という性格が猿を警戒させて逃げるという仕組みにありました。このように、自然界には、私たちの知らない「天敵」が存在します。本書では、動物とその動物が苦手としている外敵や天敵を比較し、解説する図鑑です。動物の意外な関係性やコミュニケーションで、なぜその動物に強い(弱い?)のか、イラストで楽しく学べる1冊です。
内容説明
どうぶつには、それぞれに天敵がいます。食べる・食べられるというきびしい関係ですが、天敵がいるのには理由があります。そうして生きるどうぶつたちを知ることで、自然界のしくみがわかります。
目次
1章 生きものたちの意外な関係・おもしろい関係(ライオン&ゾウ:“百獣の王”と“陸上最大のどうぶつ”はどちらが強いか?;ゴリラ&ヒョウ:平和主義のゴリラは気はやさしくて力持ち;カバ&ワニ:かみつく力はサメ以上 カバは実は イカついどうぶつ ほか)
2章 食うか・食われるか 生きものたちのつながり(百獣の王 ライオン;奇襲が得意な孤高のハンター トラ;しゅうねん深い追跡者 オオカミ ほか)
3章 どうぶつたちが生活する生態系(生態系と食物連鎖 生きものは食べる、食べられるという関係;生態ピラミッド 生きものの数量を表す三角形;生態系をつくる要素(1) 有機物をつくる「生産者」 ほか)
著者等紹介
成島悦雄[ナルシマエツオ]
1949年、栃木県生まれ。公益社団法人日本動物園水族館協会顧問。東京農工大学卒。都立動物園の獣医師、井の頭自然文化園園長を務める。トキ、ユキヒョウなどの希少種の保全活動にも従事。日本野生動物医学会評議員、NHKこども科学電話相談回答者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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