出版社内容情報
虐待、妊娠、逃亡、潜伏……。その内容が衝撃的すぎたことからフィクションの小説と誤認された黒人少女の手記。実話だと証明されたのは、執筆から120年以上も後のことだった――。全米で大反響を呼んだノンフィクションノベルのコミカライズ、待望の第2巻。ドクター・フリントの虐待や嫌がらせに絶望した末、雄弁家のサンズと恋に落ちたリンダの運命は……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
31
表現がさらに大胆になり、醜悪な男の描写はホラーのよう。とはいえ、実際この女性が経験していることは恐怖以外の何物でもありません。「所有される」という理不尽な制度からの自由を必死で求める姿は、その自由を生まれながらに持っている者にはしょせん理解できないのです…。2022/12/17
わむう
22
第２巻が出版されるまで1年ほどかかりました。待ち遠しかったです。なんだか作風が変わって、想像シーンが多くなった気がします。2022/08/24
