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出版社内容情報
感涙必至の名作が完全版として蘇る!! 2009年の『星守る犬』発売、そして2011年の『続・星守る犬』発売、映画『星守る犬』公開から10余年。犬と人の魂の交流を描いた「泣ける本」二冊、さらに単行本未収録の番外編「奥津、犬を飼う」までを含めた完全版として一冊に収録。二冊を通して噛み締めたい、生きることの美しさ。たとえ、それが「死」で終わったとしても、そこにはなお、残り続ける何かがあるんだ――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kazu4
7
完全版、図書館で目にして、直ぐ借りてきて、最後まで涙ぐみながら一気読みです‼️ 2023/06/04
りゅうのすけ
5
もう何回も読んでますが、そのたびに涙します。犬の健気さもいいし、登場人物たちも…とても優しくて心が揺さぶられます。絵も素朴な味わいです。マンガとはいえ読後感はメチャ良いです。2024/08/01
まみぃ。
5
話題作の完全版。短編の登場人物が繋がっていて、追加収録の「奥津、犬を飼う」でまとまって終えられている気がする。完全版で読めてよかった。 人間と犬との関係性の物語。ただただ犬が愛くるしい。
こたま
3
本編も続編も発売時に読んでいたけど、新しく一編加わったこともあって再読。あんな最期でも決して不幸とは思っていなかったに違いないお父さん。寂しさをこらえて寄り添い続けたハッピー。犬を悲しませたと悔いている奥津さん。自分は飼ったことはないけど、改めて犬の偉大さを思い知る。2022/09/22
fukuokakomachi
1
作者の村上さんはあとがきで表題作の「星守る犬」のおとうさんの最期をある意味幸せな時間、と書いているし、それはわからないでもない。でも妻と娘に去られ、飼い犬と孤独に最期を迎えるおとうさんはやっぱり切ない。 あとの作品ではハッピーの弟犬も含めたワンちゃん達が登場するが、みんないい飼い主に出会えてほっとした。パグのハッピーもかわいいが、ツンデレ横暴・恩知らず(笑)のペロに一番ぐっと来た。 ちなみに現実では犬は飢えてしまうと死んだ飼い主の体でも食べてしまうとのことなので、本作はやはり美しいファンタジーなのだろう。2024/08/17