出版社内容情報
“日本球界の至宝”野村克也氏が、日本を代表する超一流選手たちを一刀両断。長嶋茂雄、王貞治といった球界レジェンドから、大谷翔平、ダルビッシュ有、田中将大といった新時代のスターまで。辛口ながらも野球愛にあふれた“ボヤキ”は、まさに野村氏から球界への「最期のメッセージ」。
内容説明
イチローゆえの嫌悪、田中将大の後悔、ダルビッシュ有の皮肉、大谷翔平という特異。球史に名を残す31人の選手たちへ誰より野球を愛した知将からの「最後のボヤキ」。
目次
第1章 生涯最高のライバル
第2章 新時代のスーパースター
第3章 世界を驚かせた異才たち
第4章 偉大なる先達たち
第5章 同時代を戦った球友たち
第6章 球史を彩った俊英たち
第7章 野村野球を継ぐ者たち
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
21
イチローを除き、明確な非難ではなく一流選手たちのエピソードや評価をしています。ノムさんが他の作品で述べている話も多々入っています。2022/11/13
tetsubun1000mg
9
今年の2月に亡くなられてしまった野村監督の連載「野村克也 プロ野球スター名選手新ボヤキ論」をまとめた本。 野村監督の現役時代のライバルを身近でどう感じていたかが伝わってくる。 なかでも「新時代のスーパースター」田中将大、大谷翔平、ダルビッシュ有「世界を驚かせた異才たち」野茂英雄、イチロー、松井秀喜、新庄剛志、上原浩治の章は特に面白かった。 取り上げられた選手たちには家宝になるのでは。 「一流非難」は野村監督本を読む人には分かっているでしょうが、一流の選手は現状満足しないように非難するの意味ですよね。2020/11/21
ワンタン
7
タイトルと異なり、はっきり非難してるのはイチローくらいか。みんな以前に読んだことのある話ばかりなのだが、一人一人の選手評が比較的充実したボリュームでまとめられているので、数ある野村克也本の中ではお買い得だと思う。伊藤智仁についても取り上げてほしかったな。2020/10/20
パスカル
2
プロ野球界の生き字引てあったノムさん。何が偉大かって、常に自分のアップデートを怠らなかったところ。キレのあるボヤキを聞けなくなったのは残念てしかない。かえすがえす、惜しい人をなくしたもんだと再認識。願わくば教え子が野村の考えを後進へ継承していってほしい。2020/12/13
やすにぃ
2
⭐️⭐️⭐️⭐️2020/12/08