出版社内容情報
２０１９年、19年間の現役生活にピリオドを打った阿部慎之助。01年に入団し、第18代主将として、８度のリーグ優勝、３度の日本一に貢献するなど、球界を代表する捕手となった。そんな阿部が長けていたのが「人を見抜く力」。数々のスター選手、名将に触れてきた彼は、何を見ていたのか。密着取材で本心に迫る。
目次
阿部は何より人を見ている―２０１９年巨人優勝
上司に尽くす―２０１６年シーズン前
憧れの人、高橋由伸―２０１６年開幕前後
後輩を焚き付ける―２０１６年前半
朝令暮改を恐れない―２０１６年後半
センスは努力でカバーできる―少年時代～プロデビュー
後任に教える―２０１７年シーズン前１
先人の声を聞く―２０１７年シーズン前２
裏方や控えを敬う―２０１７年
ライバルは遠くに持つ―２０１７年オフ
大局を見渡す―２０１８年
若者には夢を持たせる―２０１８年オフ
阿部慎之助に「見抜かれた」担当ディレクター
ビジネスパートナー、上原浩治
肩書きにこだわる―２０１９年シーズン前
できないことを見極める２０１９年
恩師、原辰徳―２０１９年引退の真相
未来を見抜く―２０２０年～
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マッちゃま
14
巨人史上 最強の捕手 阿部慎之助の２０１６〜２０２０引退までを主に取材された中での阿部本。簡単にではあるがプロから注目されるモノを持っていなかった頃の話もあったり、オフの日の行動(もちろん現役を続ける為の)なんかもファンじゃ知り得ない部分や考え方があったりと感心しました。選手晩年は怪我との闘い、そして選手としての衰えも…どうする、どう動くってトコは野球人でない僕らにも言える部分も有るかと。この先どうなるかなんて分からないけど必ず慎之助がチームを引っ張る時は来ると思うので、その時は僕も必死で応援したいです。2021/05/08
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