平成アイドル水滸伝―宮沢りえから欅坂46まで

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平成アイドル水滸伝―宮沢りえから欅坂46まで

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  • サイズ 46判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784575315325
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0076

出版社内容情報

平成に入ったころ、アイドル界は「冬の時代」と呼ばれていた。その後のアイドル女優の隆盛、グラビアアイドルの爆発的な流行、グループアイドル戦国時代、そして現在の坂道ブームを思えば、信じられないことだ。アイドル冬の時代に蒔かれた種が、平成という時代を経てどのように多種多様なアイドルを生むにいたったのか。CMやバラエティ、映画、グラビアといったアイドルが活躍するジャンル、ライブやファン、プロデューサー、オーディションなどのアイドルを形作るものをテーマに、平成において輝いたアイドルたちをピックアップ。アイドルは私たちの生き方すべてを肯定する!

内容説明

映画、ドラマ、CM、グラビア、ライブ、握手会、ネット動画、生配信…。昭和とはまったく異なる「新しい居場所」を見つけた平成を象徴するアイドルたち。彼女たちは人生のすべてを肯定する!!

目次

宮沢りえと広末涼子の巻―CMと平成女性アイドル
モーニング娘。と指原莉乃の巻―バラエティと平成女性アイドル
雛形あきこと優香の巻―グラビアと平成女性アイドル
松浦亜弥と椎名林檎の巻―歌姫と平成女性アイドル
菅野美穂と新垣結衣の巻―女優と平成女性アイドル
安室奈美恵と欅坂46の巻―ライブと平成女性アイドル
宮崎あおいと広瀬すずの巻―映画と平成女性アイドル
ももいろクローバーZとAKB48の巻―ファンと平成女性アイドル
華原朋美とPerfumeの巻―プロデューサーと平成女性アイドル
モーニング娘。とIZ*ONEの巻―オーディションと平成女性アイドル
上戸彩と乃木坂46の巻―学校と平成女性アイドル

著者等紹介

太田省一[オオタショウイチ]
1960年生まれ。社会学者・文筆家。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。テレビと戦後日本、お笑い、アイドル、ネット動画など、メディアと社会・文化の関係をテーマに執筆活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たろーたん

3
アイドルにとって平成とは何だったのか?それは歌の要素が減退し、可愛ければアイドルという記号化が進んだ歌手以外のアイドルビッグバンの時代だ。CMから生まれたアイドル(宮沢りえ、広末涼子)、グラビアからのアイドル(ほしのあき、熊田曜子、インリン)、女子アナ(八木亜希子、河野景子、有賀さつき)、スポーツ選手(福原愛)、アイドル女優(菅野美穂、新垣結衣)など。モーニング娘やAKB48なども含め、アイドルの主戦場は歌だけでなく、バラエティも含まれ、自身の一芸やキャラ、コミュ力の勝負になっていく。(続)2022/09/30

よむよむ

1
昭和の歌中心のぶりっ子vsツッパリ→歌以外に俳優、グラビア、女子アナ、アスリート、CMに多様化し、清純派vsヤンキー、大人数化、脱思春期、アイドルの人間宣言…。 ややこじつけか?と思えない部分もあるもが、時代の要請に応えたアイドルが人気を博してきたのは確かだろう。 ファンの心は、虚構の世界からリアルな生き様になってきたのか?コロナ後の時代は何を求めるのだろう。2020/09/05

0
流行りの平成振り返り本。まあ、広く浅く。2020/03/18

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