手塚治虫99のことば―巨匠の名言と貴重な原画で辿るその創作の秘密

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手塚治虫99のことば―巨匠の名言と貴重な原画で辿るその創作の秘密

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  • サイズ 46判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784575314670
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0076

出版社内容情報

生誕90周年を迎えた“漫画の神様”手塚治虫の創作の秘密がこの一冊に! 日本の漫画界のパイオニアにして、常にトップランナーであり続けた手塚が折に触れて語った言葉は、モノづくりに携わる人だけでなく、すべてのビジネスパーソンの心に響く名言ばかり。さらにデビュー前の貴重な原画や設定資料など、貴重な画像資料も満載。

内容説明

「鉄腕アトム」「ジャングル大帝」「ブラック・ジャック」「火の鳥」…etc.日本マンガとアニメを生み出した“神様”が語った作品への溢れる愛情、創作の喜び、生みの苦しみ、そして生涯追い求めたテーマ「生と死」。デビュー前の習作から絶筆原稿まで、貴重な画像資料とともに振り返る「人間・手塚治虫」のあざやかな生き方。

目次

1 天才マンガ家、現る
2 トキワ荘、そして練馬区富士見台へ
3 締切り地獄を突っ走る
4 生涯現役の旗幟をかざして

著者等紹介

橋本一郎[ハシモトイチロウ]
1936年、福島県郡山市に生まれる。朝日ソノラマ(現・朝日新聞出版)に1961年入社。テレビアニメ創始期のアニメソングをたてつづけにソノシートにしてミリオンセラーを連発。「ウルトラQ」に始まる第一次怪獣ブームではフロントランナーとして活躍し、『怪獣大図鑑』を刊行。また新書判のサンコミックスのシリーズを立ち上げ、マンガ界に新風を吹き込む。その後、少年画報社に移り、“幻のマンガ誌”といわれる『増刊ヤングコミック』を創刊。独立後は文筆業を営み現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

59
手塚治虫の漫画は大部分読んできたが、本書収録の「ことば」は99%が初耳だ。あの漫画を描いていた頃はこんな心境だったのかとか、作者の自己評価や構想のきっかけなど創作の裏面を知ることができる。手塚は天才だと信じていた少年期とは違うが、あれほどの人がこれほど悩み苦しんで作品を生み出していたとは。振り返ると手塚漫画には救いのない話や残酷な描写が多く、人間手塚の辛い思いが作品に反映されていたのかを改めて感じた。手塚の訃報を聞いて感じた喪失感は何だったのか、今ならはっきりわかる。あれは自分の青春の終わりだったのだと。2021/03/23

ようはん

12
これまでのインタビューで残した言葉から見た手塚治虫の生い立ちから漫画家デビュー〜最晩年に至るまでの人生や思想を紹介。少年時代から様々な経験を通して漫画に落とし込む力と漫画にかける情熱はやっぱり凄い。2020/09/22

がんぞ

7
アトムの生まれた4月7日はお釈迦様の誕生日の前日か?/数十年前は「大学生が電車の中で漫画(のような児童向け低俗なもの)読んでいる、嘆かわしい」という声があった。そういえばその頃にも「本当にアメリカと戦争したの?それでどっちが勝ったの?」という女子もいたらしい。男の子は戦争ごっこ好きだからさすがに知ってた/漫画は落書きで、ウソ、ホラ、支離滅裂・荒唐無稽なのがいいという/彼をディズニーが抱え込んでいたら、画業への正当な評価も早められ、マーベル並の大レーベルとなり、NYに個人美術館を設けるぐらいはできただろうか2022/08/23

Kitamuu

0
読了2022/10/03

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