出版社内容情報
当代屈指の人気作家にして、「大人の流儀」シリーズが国民的なベストセラーになっている著者の「生き方の指南書」第二弾。
内容説明
至言あふれる「大人の生き方」指南書。
目次
思えば遠くに来たものだ
第1章 自分が何者かを知る旅(旅とは何か?;旅で何を持ち帰るか ほか)
第2章 大人の作法(大人の男のお洒落;大人の男のお洒落2 ほか)
第3章 素晴らしい人との出逢い(出逢いとは何じゃい!;スターの引き際 ほか)
第4章 作家の日常(年明けの教訓;読書の秋は自己嫌悪 ほか)
著者等紹介
伊集院静[イジュウインシズカ]
1950年山口県防府市生まれ。立教大学卒業後、CMディレクター、コンサート演出などを経て81年『皐月』で作家デビュー。91年『乳房』で第12回吉川英治文学新人賞、92年『受け月』で第107回直木賞を受賞。94年『機関車先生』で第7回柴田錬三郎賞、02年『ごろごろ』で第36回吉川英治文学賞、14年『ノボさん小説正岡子規と夏目漱石』で第18回司馬遼太郎賞を受賞している。16年、紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
149
伊集院 静は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。大人の男の遊び方 第二弾!! 大人の男の遊びと言えば、飲む打つ買うですが、著者曰く飲む打つ+旅のようです。私の場合は、飲む(少々)打つ(なし)買う(なし)旅(少々)です。2019/05/31
ケイ
128
間違いなく大人の男です、少なくとも私にとっては。伊集院氏の〇〇の流儀的な話には、どれもウンウンと頷いてしまう。今回は麻雀や競馬の話も多く、理解できない所もあるのに、そうなんですか!となってしまう調子のいい自分。おすすめの本に自分の好きなものがあると嬉しい。『室町無頼』や『クソったれ、少年時代』、私も好きです。こういうオトコに説教されたくてたまらなくなる。2019/05/07
ランラン
11
大人の男の生き方をまたまた教わった。旅の仕方やその意義など今までの著者の中では語られてこなかった内容が多かったように思う。背広の着方や賭け事の仕方は唸るばかり。2019/08/23
tetsubun1000mg
11
週刊大衆の連作エッセイが元なので、柔らかい話もあるがバルセロナ、スコットランド、フランスへの旅話は文句なく面白いので行ってみたくなる。 プロスポーツ界のトップを張った選手のからみは、直接会って話を聞いているので表に出ない真相を知ることができる。 相変わらず無頼派だが, 真っすぐなぶれない心情が心地よい。 すっきりとした気分にさせてくれる一冊。2019/05/25
anken99
10
久しぶりに手にする伊集院さんの週刊誌エッセー集。イイ。やはりイイ。本書は特に「大人の男の遊び方」をテーマにした撰集だけあって、伊集院さんのような生き方にあこがれる者としては、グイグイ響くことこの上なし。時に虚勢をはってでもカッコよくあり、どこまでも優しい・・・そんな男になりたいものだ。2021/04/16
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