- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > マニア
- > KADOKAWA 電撃C NEXT
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いりあ
7
雑誌「電撃G'sコミック」で連載されていた嵩乃朔の「吸血鬼ちゃん×後輩ちゃん」の第4巻です。ついに感動の最終巻。限られた時間の中で、蝶鬼と人間というどうしても避けられない運命に対し、沙羅とアイリス、葵衣と紫苑が全然違う結論を導き出しているところが凄く興味深い。そして、それぞれの結末をきちんと描き分けた上で、どちらも感動的な展開になっている嵩乃朔先生が本当に凄い。彼女たちの未来に幸あれ。2019/05/03
かすみん
7
タイムリミット。旅立つまでと旅立った後までくると、グッときますね。花嫁は綺麗でした。2019/03/31
おこげ
6
着実に迫り来るタイムリミットは蝶鬼と花贄を嘲笑うように追い詰めて。それに対し葵衣と紫苑はどんなカタチであってもふたり生き抜くことで愛を貫く答えを出す。一方沙羅とアイリスの選んだ道は…和洋の装い麗しいふたりの結婚式は永遠に刻まれる愛の記憶。沙羅とアイリスの時代を超えて何度でも紡ぎ直していく絆に儚さで埋め尽くされ…涙腺崩壊の先に見える幸せな未来よ、どうか咲き続けてください(願)🌸2019/03/26
かみかみ
5
蝶鬼と花贄との間の不可避的な宿命に対して、相手を信じて待ち続けるという葵と紫苑の関係と、生まれ変わっても再会しようという沙羅とアイリスとの関係を対比しつつどちらも感動的に描くという結末に感激。自分の中でスタンディングオベーションせざるを得なかった。2019/04/04
むらさめ
4
最終巻とはつゆ知らず買ってから間を開けてしまった。好きな人を傷つけずには生きられない吸血鬼の自分というものに嫌気がさして思い詰めた結果自殺してみるけど、死にきれずに自分が化け物だということを再確認してしまう、という下り、かなり胸にくるものがあって読んでて辛いんですけど、それと同時にこれを描く吸血鬼モノすごく好きなんです。このシリーズは吸血鬼モノで押さえててほしいポイントはほぼ的確に押さえくれてて、嵩乃朔はほんと天才である。輪廻転生という希望を残しつつも、(続く)2019/05/02