出版社内容情報
木皿 泉[キザラ イズミ]
著・文・その他
内容説明
夫婦脚本家のささやかな日常。そこから、奇跡のような物語は生まれる。はっと胸を衝く、気づきに満ちたエッセイ集。
目次
1 好きという重しのおかげで―エッセイ(木皿食堂;いつもの散歩道;マイシークレットライフ;彼から受け取った痛み;この世に損も得もない;右手に小さいつづら、左手に大きいつづら;正しいやり方;しあわせを書く;転がるように書く;おせち料理のようなドラマです)
2 脳のストッパーが外れるまで―対談
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こんぺいとう
36
木皿泉さんのエッセイは、何事にも動じず、媚びない姿勢がひしひしと伝わってきて、とても新鮮。今のご時世に、周りに惑わされず、はっきりと主張されるところに清々しさを感じる。それでいて、ほんわかさやほっこりさも失わないのは、やはりお人柄だろうか。またドラマの方も楽しみたいなあ。2019/01/10
おさむ
30
神田の三省堂書店でサイン本を購入。神戸新聞や日経新聞などに連載しているエッセイをまとめたもの。偉大なるワンパターンなんだけど、読んでしまう所が木皿泉の魔力笑。弱者の視点を大切にする姿勢がぶれていないからなんだろうなあ。テレビドラマだけでなく、小説の新作も期待して待ってますよ。2018/02/27
そうたそ
27
★★★☆☆ 前作は対談多め。今回は割と文章がガッツリと。その時々の時事ネタも取り込んだような内容も多く、まだ記憶に新しいこともあったので一つ一つ思い出しつつ読めた。いつもながら癒やされる文章。大それたことが書いてあるわけではないんだけど、随所に心にささる文章の数々が。気持ちを落ち着かせてくれる内容でおすすめ。2018/04/17
Mumiu
26
ちっちゃい自分のちっぽけな世界をきれいにしてもらった感じでした。2018/09/09
まー
26
まだ記憶に新しいことが盛り込まれたエッセイ、楽しく読みました。2018/04/27