出版社内容情報
川?浩市[カワサキ コウイチ]
著・文・その他
内容説明
新生UWF・藤原組・リングス・PRIDE…その誕生と崩壊を至近距離で目撃!U系プロレスから総合格闘技への変遷を舞台裏から見た男の回想録。
目次
第1章 新生UWFの顛末(プロレスとの遭遇;「チャンコ食べて行きなよ!」 ほか)
第2章 藤原組という選択(藤原組を選択した決め手;「落ちる」という儀式 ほか)
第3章 リングスとの別離(後悔しないためにリングスへ;「バトルショット」の成功で感じた手応え ほか)
第4章 PRIDEの終焉(PRIDE実行委員会メンバー 川崎浩市;交錯するPRIDEとUFC ほか)
第5章 格闘技バブルの崩壊(「戦極」誕生への胎動;青天の霹靂だった「DREAM」との合流 ほか)
著者等紹介
川〓浩市[カワサキコウイチ]
1964年、福岡県生まれ。大学卒業後、サラリーマンを経て、新生UWFに営業部員として入社。UWF退社後は、プロフェッショナルレスリング藤原組、リングスにスタッフとして参加。その後、ブッカーとして独立。PRIDEやK‐1などに数多くの外国人選手を招聘した。現在は投資用不動産のブッカー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Daisuke Oyamada
31
著者は大学卒業後、サラリーマンを経て、大学時代にアルバイトをした新生UWFに営業部員として入社。UWF退社後は、プロフェッショナルレスリング藤原組、リングスにスタッフとして参加。その後、ブッカーとして独立。PRIDEやK-1、などに外国人選手を招聘した。 そもそも「ブッカー」とは何をする人なのか。「ブッカーはブッキング。つまり出場交渉をする人のことです。主にフリーランスと団体との橋・・・ https://190dai.com/2023/11/26/『週刊ファイト』とuwf-大阪発・奇跡の専門誌が追/2023/11/30
0607xxx
11
新生UWFから始まり数々のプロレス・格闘技団体の誕生と崩壊を間近で見てきたブッカーKこと著者の川崎氏による回想録。10年前ぐらいの格闘技バルブが懐かしく感じると共にやはり異常だったんだなと再認識。面白かった。2018/04/21
snakedoctorK
4
格闘技界のバックステージ側の話。 プロレスと格闘技が同じと思われていた時代から今との違いもありますね。2017/11/01
ナリボー
3
7/10 新生Uから業界に関わった著者の、関係者でないとわからないリアルな内情がイニシャルトークも交え描かれていたのはよかった。 だんだん、プロレス関連本にありがちな誰々は信用できなかった、誰々はこんなトンデモない奴だった、というトーンが強くなっていったのは残念。2019/09/04
sidmar arai
3
UWF、藤原組、リングスではなんでもやるスタッフとして、PRIDE、戦極では外国人招聘のプロとして活躍したブッカーKから見たプロレス、格闘技の内幕。リング内の裏話ではなく、すぐそばで見てきた者の視点で語られる話が生々しい。選手を金儲けの手段としか見ないフロントやプロモーターに対して体を張って闘う。ヒリヒリするようなやりとりをしてきたからこそ話せるエピソードが楽しい。2017/11/06