• ポイントキャンペーン

やすらぎの郷〈下〉第91話~第130話

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 322p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784575312843
  • NDC分類 912.7
  • Cコード C0076

出版社内容情報



倉本 聰[クラモト ソウ]
著・文・その他

内容説明

戦前からの大スターにもかかわらず乙女のような清純さを持ち続け、“姫”の愛称で親しまれている九条摂子。そんな彼女がここ最近、会話を楽しむ機会が減り、身の周りの荷物を整理し始めた。身辺整理は次第にエスカレートしていき、賞状、トロフィー、勲章までも捨てていく始末。そんな姫の変化を知った住民たちは、断捨離に凝っている水谷マヤがそそのかしたのではないかと疑い、マヤを責め立てる。そんな中、姫は夜の浜辺で唱歌を口ずさみながら大事に保管していた着物を裂き始める。日々巻き起こる「やすらぎの郷」住民たちの騒動に、最終回まで目が離せない。倉本聰オリジナル連続ドラマ脚本集。

著者等紹介

倉本聰[クラモトソウ]
1935年、東京都出身。作家・脚本家・劇作家・演出家。東京大学文学部美学科卒業後、1959年ニッポン放送入社。1963年に退社後、脚本家として独立。1977年、富良野に移住。1984年から2010年まで、役者やシナリオライターを養成する私塾「富良野塾」を主宰。この26年間に育てた「富良野塾」の卒業生とともに創作集団「富良野GROUP」を立ち上げ、現在は主に舞台公演を中心に活動している。2006年より「NPO法人富良野自然塾」を主宰し、閉鎖されたゴルフ場に植樹をし、元の森に返す自然返還事業と、そのフィールドを使った環境教育プログラム活動を積極的に行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ikutan

57
やっと下巻が読めました。相変わらず噂や恋に忙しい"やすらぎの郷"の老人たち。コミカルな内容で何度もクスリと笑わせてくれます。栄のほのかな恋の行方も結局はそういうことでしたか。『樹は根に拠って立つ。されど根は人の目に触れず。』これは、倉本さんから、今のドラマづくりの現場への鋭いメッセージ。もちろん今回もしんみりしたりホロリとさせられたり。老人たちの日々を通して伝わってくる老や死。大事なのは人生に納得して死ぬこと。ドラマの撮影をきちんと終えてご逝去された野際陽子さん。納得の旅立ちだったことを願ってやみません。2018/01/02

ごへいもち

20
GYAOでドラマを見ながら。終盤は興ざめ2019/03/12

海(カイ)

14
ドラマを楽しみたいので、さらっと読みました。野際さんの出ているシーンが気になって。だけど、姫が……。そうですか。2017/08/01

山猫

12
「戯曲」ではなく、「脚本」というものを読むのはほぼ初めてだったので、疲れる部分もあったが、ドラマを見ていたので、補完することもできて、なんとか読了できた。これが遺作にならないようにしてほしいなぁ。2017/11/10

椿

6
我慢出来ずに、ドラマ終了前に読了。早く、ドラマ見たいなぁ。2017/09/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12048000
  • ご注意事項