出版社内容情報
カレイナニ早川［カレイナニハヤカワ］
著・文・その他
内容説明
カレイナニ早川氏とスパリゾートハワイアンズの歩み。昭和３０年代後半、炭鉱閉山の危機に直面していた常磐炭砿は、社員生活を守るため中村豊副社長の指揮の元、常磐ハワイアンセンターに変貌を遂げようとしていた。着々と施設の建設が進む中、唯一足りないのが炭鉱の子女たちにフラを教える講師の存在。頭を悩ます副社長に奇跡の邂逅が起きる。それがカレイナニ早川氏との出会いだった。以来半世紀に渡りハワイアンズのフラガールを教え続けた早川氏だが、その道のりは平坦なものではなかった。開設当時の周囲の揶揄、学院閉鎖の危機、そして震災。フラ一筋を貫いた女の生き様がここにある。映画『フラガール』のモデルになった伝説のフラガール初の自叙伝。
目次
はじめに フラは、わたしの人生そのものだ
第１章 あなたの花を咲かせなさい
第２章 この父にして、この娘あり
第３章 フラとハワイとアルバイト
第４章 テレビ時代がやってきた
第５章 人生を変えた男性
第６章 映画『フラガール』と「全国きずなキャラバン」
第７章 女だから、できた
著者等紹介
カレイナニ早川［カレイナニハヤカワ］
早川和子。昭和７年１月２日生まれ。カレイナニ（Ｋａ‐Ｌｅｉ‐ｎａｎｉ）は美しい花輪（レイ）の意味。服部・島田バレエ団、ジェン・バローバレエ団を経て、後にポリネシアン舞踊に転じ、ハワイに留学。１９６５年（昭和４０年）から、常磐ハワイアンセンター（現スパ・リゾートハワイアンズ）付属の常磐音楽舞踊学院の講師を務め、フラチームの養成にあたる。１９６６年アンティ・ルイス・カレイキより「クム・フラ」の資格を授与される。以降、積極的にフラを世に広める活動に従事（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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