山猫珈琲〈下巻〉

湊 かなえ【著】

双葉社（2017/01発売）

• サイズ B6判／ページ数 242p／高さ 19cm
• 商品コード 9784575312164
• NDC分類 914.6
• Cコード C0095

出版社内容情報

湊かなえ［ミナト カナエ］
著・文・その他

内容説明

好きなものは「山」と「猫」と「珈琲」。デビュー１０周年、初エッセイ集！脚本から小説へ。こうして作家・湊かなえは誕生した！

目次

第２部　お題いろいろ（わたしの一日；始まりは五・七・五；運命の再会；コーヒー革命；小さな島の本屋さん　ほか）
第３部　デビュー前夜（作家への道；妹たちへ；「第２回ＢＳ‐ｉ新人脚本賞」佳作受賞作『ラスト・エレベーターガール』；「第３５回創作ラジオドラマ大賞」大賞受賞作『答えは、昼間の月』）

著者等紹介

湊かなえ［ミナトカナエ］
１９７３年広島県生まれ。２００７年「聖職者」で第２９回小説推理新人賞を受賞。０８年同作品を収録したデビュー作『告白』は、「週刊文春０８年ミステリーベスト１０」で第１位、第６回本屋大賞を受賞した。１２年「望郷、海の星」で第６５回日本推理作家協会賞短編部門受賞。１６年『ユートピア』で第２９回山本周五郎賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[starbro]

先日の上巻に続いて、下巻です。基本的なテイストは上巻と一緒で、猫のイラスト多めです。エッセイ以外に賞を受賞したシナリオ２編『ラスト・エレベーターガール』、『答えは、昼間の月』もGOODです！ただ著者が何故イヤミスを書くのかは、解りませんでした。いずれにしても、湊かなえの著作を読み続けたいと思います。

2017/02/18

[hiro]

これでこのエッセイ集の最後にあった湊さんの【作品リスト】２３冊すべてを読了することができた。今までも、小説を読んだり、湊さんが出演されたＴＶ番組をみたりして、湊さんは因島出身で、関西の大学在学中に阪神淡路大震災に遭い、その後青年海外協力隊隊員としてトンガに赴任、帰国後高校で家庭科の教師をして、結婚後は淡路島在住だということは知っていた。しかし、この山猫珈琲上下巻を読んだことによって、イヤミスの女王をより一層身近に感じることができた。これからも湊さんの【作品リスト】のコンプリートを続けます。

2017/02/28

[takaC]

猫の話は全然ないねと思っていたら、あとがきに釈明があった。脚本とラジオドラマは面白いは面白いけど、読みにくかった。

2017/10/18

[Aya Murakami]

図書館本 まさか有川浩さんと交流があったとは…。今更ながら初耳でした。 みかんは食べ飽きるほどのありきたりな果物で、リンゴにあこがれる…。同じ市内出身なので気持ちは分かります。広島県だとリンゴの南限は三次あたりらしいですね。無い物ねだりは万人共通の感情なのかも？

2019/06/11

[ナイスネイチャ]

図書館本。非常に真面目な生活を楽しんでらっしゃる著者。上巻は淡路島愛、下巻は登山と作家になるまでの半生を面白く綴ってました。

2018/02/09