内容説明
翻訳術を身につけて、心に届く英語を手に入れよう。
正確な意味が伝わる翻訳というだけでは、英語社会の人の心に届きません。価値観も、思考パターンも、感性も違うから。マーケティング文書の目的は相手に動いてもらうこと。翻訳でも「メッセージを届ける対象の明確化」「気づきづらい日本の価値観の意識化」「文章構造の違いや温度差の調整」で磨き上げます。プロが使う翻訳術で心に届く英語を手に入れよう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kyrie
0
言葉を訳すだけではダメ。文章を深く理解し、言いたいことを抽出し、相手の国の人に1番心に響く表現に置き換える。言うだけでは簡単だが、いざ練習問題を解いてみるとかなり難易度が高かった。 特に、作者は、元の訳しにくい単語を一語たりとも連結するなどして減らしていなくて、きちんと全部訳しているのが、プロであるゆえんだなと。私は、意訳する時に、どうしても、「こう伝えた方が日本人には響くでしょう」と解釈つけすぎたり、何回も言っていて長いならすこし省略してしまおうとするので、見習ってもっと細かい推敲を心がけようと思った。2023/05/05