元警察署長が教えるお巡りさんの上手な使い方

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元警察署長が教えるお巡りさんの上手な使い方

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784575309973
  • NDC分類 317.7
  • Cコード C0076

出版社内容情報



石橋 吾朗[イシバシ ゴロウ]
著・文・その他

内容説明

警察はあなたを守るための最強の道具である!使いこなすために知っておきたいすべてのこと。ノンキャリア採用で警視長にまで上り詰めた著者だから語れる警察のすべて。

目次

第1章 警察の原点(日本の警察制度は西洋から輸入された;近代警察の発展 ほか)
第2章 警察組織の仕組み(警察庁はどんな組織か?;都道府県警本部の組織 ほか)
第3章 警察官ってどんな人(警察官になるには;専門的な分野に特化した採用も ほか)
第4章 警察の使い方教えます(桶川ストーカー事件で警察は変わったか;警察に正確に自分の声を届けるために ほか)

著者等紹介

石橋吾朗[イシバシゴロウ]
大学卒業後、1970年代に某都道府県警にノンキャリアとして勤務し始める。交番、パトカーなどの制服勤務を経て、警察署や警察本部にて、交通、警備、公安、捜査、人事や企画、予算等の内部管理など、各分野で勤務。3年間の警察庁出向を経た後警察署長を複数回、県警本部での部長職を複数回務め、最終の階級は警視長で退職。ノンキャリアから昇進可能な最高ポストまで勤め上げ、末端現場から県警本部の指揮系統まで、警察のすべてを知り尽くす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

白義

23
警察の使い方という題だがそれだけにとどまらず警察の組織体系や内情、歴史まで網羅的に盛り込まれた、内側をよく知る著者による優れた警察入門となっている。内側の苦労や時代による変化もよく伝わり、警察不信の世の中に対ししっかり説明責任を果たして誤解を解こうという高い志を感じるしそれは概ね達成されているように思える。本題の上手な使い方は最終章に簡潔に書いてあり、ストーカーや家庭内暴力の民事不介入も今は基本的になく、いじめにおいても暴行などの事実があれば相談があれば積極的に介入するという。相談は何事も早い方がいいのだ2016/09/05

磁石

15
お巡りさんにはあまりいい印象も出会いも無かったが、ほんの少しだけ敷居を下げてくれた。せっかくあるのだから使わないと損、相談したほうが問題は早く解決する、抱え込んでしまうと拗れるだけ。迷っているのなら相談、どんな些細なことも構わない、どのような問題かを判断するのも丸投げしていい。「問題を抱えていること」を真剣に伝えればいいだけ。ただ、言われてみれば簡単なことだけどどうにも気後れしてしまう。べつに疚しいことは何もしてないのに、あの制服とパトカー見ると竦んでしまう……。フレンドリーになるのも困るけど2016/11/21

宇宙猫

15
★ 警察という組織の紹介本。ただそれだけ。2016/06/06

hk

6
末端の巡査から叩き上げて県警本部長にまで上り詰めた著者による一冊。メディアをつうじて取り沙汰されている腐敗問題などにより、人々は警察に不信感を抱き、警察が身近な存在としてクローズアップされることは少ない。そんな現状を憂いて、警察官と警察機構の身の上と仕組みを解説している。だがどうにも力が入り過ぎている感があり、あれもこれもと詰め込み過ぎていて、文章が散文的で解りにくい。その熱意は推し量れるし大いに評価したい。だが”辞は達するのみ”と言ったもので、伝わらなければ世の中を変えることは覚束ないのではないか。2016/05/16

すべから

4
お巡りさんだけでなく、警察組織の仕組みの分かる解説本。良書だとは思うが、身内ひいきが強い。反省すべきところ、正すべきところも書くべき。どの警察官も善良で親身に相談にのってくれるなんてのは、理想でしかない。2016/11/15

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