内容説明
家族でも気づきにくい身体と心の変化がわかる本。介護が楽になるヒントがいっぱい!認知症を理解すればあなたの心も楽になります。
目次
第1章 これって認知症?認知症の家族に戸惑っています(認知症実例25と症状別対処方法)
第2章 知っておくと楽になる認知症と介護の基礎知識(認知症という病気を知ってください;認知症の人の心を知ってください;認知症治療の3つの柱 ほか)
第3章 自宅でできる楽々介護―考え方をほんの少し変えれば介護はずっと楽になる(楽々介護のコツとアイデア;薬の飲み忘れがないようこんな注意を!;上手なデイサービスの利用方法 ほか)
著者等紹介
長瀬教子[ナガセキョウコ]
新潟県出身。中央大学漫画研究会を経て漫画家デビュー。15年余、少女漫画、レディースコミックを執筆してきたが、その後、老人介護施設の看護職に転身。特別養護老人ホームやデイサービスで15年間、認知症などの老人介護の経験を積む。看護業務のほか機能訓練と高齢者アクティビティの指導を兼務。『プランティングフラワー』など複数のオリジナル手芸を考案、脳活性化プログラムの一環として現場で実践。現在は高齢者アクティビティ講座の講師を務め、都内、埼玉県内で高齢者手芸の講習会、教室を主宰している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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退院した雨巫女。
4
《私-図書館》母が認知症だとあらためて、突きつけられた。症状が、見事にあてはまる。なぜ早く気がつかなかったんだろう。2017/06/26
kenitirokikuti
3
いわゆる「老人ぼけ」と認知症の大きな差は、平たくいうと後者は病識がないことにある。寝ぼけや泥酔者、精神に作用するドラッグを服用したときのような状態と見ればよいのかもしれない。個人的には、注射後にショックを起こし失神したことがあるが、数分間は見当識を失っていた。夢遊状態といえばよいのか▲病の輪郭を捉えると、なかなか大変なもんだと思う。おれもいつまで人ごとでいられるだろうか。2017/06/06
saseri
1
とてわかりやすかったです。イラストにもとても好感が持てました。すでに親も高齢で、いつこういう状態になってもおかしくない時期にはさしかかっていますが、まず親が健康でいることの感謝と、そういう状態になっても孤独には思わせたくないな、と思いました。2016/09/05