目次
01 ヨーロッパ(チェルノブイリ―30年近く経っても人の居住を許さない史上初のレベル7原発事故現場;アウシュヴィッツ強制収容所―ナチス・ドイツによるユダヤ人大量虐殺の記憶を今に伝える悲劇の遺産 ほか)
02 アジア・中東(エルサレム旧市街―3つの宗教の聖地として数奇な運命をたどってきた街;バーミヤン渓谷―タリバンの求心力を高めるために破壊された悲劇の大仏 ほか)
03 南北アメリカ(グラウンド・ゼロ―世界に衝撃を与えた同時多発テロ事件の跡地;スリーマイル島―35年以上前に事故を起こした原発でいまだに続く「監視状態」 ほか)
04 アフリカ・オセアニア(ロベン島―反アパルトヘイトの指導者マンデラを収監していた牢獄島;ギコンゴロ虐殺記念館―ミイラ化した遺体が伝えるルワンダ大量虐殺の声なき記憶 ほか)
05 日本(原爆ドーム―人類史上初めて使用された核兵器の恐ろしさを訴える記念碑;長崎原爆資料館―広島とは異なるプルトニウム爆弾の惨禍を伝える平和祈念像と資料館 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hiro.A
2
ダークツーリズムという観光スタイルが近年注目されており、そのガイド的要素も持ち合わせた内容。一部「行くには危険」な場所もあるが、ここに掲載された負の遺産を後世に伝えていくことが大切だと感じる。2014/05/07
おかでぃ
1
過去の過ちが起きた場所がこんなに残こっているのにほとんど行ったことがないのはもったいないなぁ2014/12/02
えーきち
1
掲載されているような場所、施設を巡るのが流行っているとか。繰り返してはいけない歴史を知る写真付き紹介本として良かった。2014/07/12
ひよこ
1
教科書に載っているものも載っていないものもあった。この違いは何なのだろう?2014/07/20