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内容説明
K‐1谷川体制の無能、引退選手の廃人化、格闘技とヤクザ、FBIからの接触―。隆盛を極めた「日本格闘技界」を殺したのはコイツらだ!K‐1、PRIDE、プロレス…カネと裏切りにまみれた舞台裏を初激白。
目次
第1章 アムステルダムの夜
第2章 拳の目覚め
第3章 ビースト旋風
第4章 小さな綻び
第5章 負の転換期
第6章 戦士の休息
第7章 止まらぬ迷走
第8章 悲しき自滅
第9章 明日への扉
著者等紹介
サップ,ボブ[サップ,ボブ] [Sapp,Bob]
1974年9月22日、アメリカ・コロラド州出身。本名ロバート・マルコム・ボブ・サップ。ワシントン大学時代からアメリカンフットボールの選手として活躍し、’97年、NFL「シカゴ・ベアーズ」に入団。だが、度重なるケガにより、現役続行を断念。引退後、プロレスラーになることを目指し、WCWのレスラー養成所「パワープラント」入りするも、レスラーとして活躍し始めた直後にWCWが崩壊。その後、K‐1と契約し、日本に戦いの場を移す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yamataka320i
5
★★★★☆2019/02/08
カフカとビールを
3
とても生々しく、そうだったのかと驚きの連続。K-1最盛期、リングの上のことしか知らなかったので、この本で裏側を知りました。そしてファイター達の「光りと影」の「影」の部分を知ることができました。ボブサップが日本に深い縁を持ったことに感謝!!2018/12/10
ERNESTO
2
元K-1選手の佐竹氏の著書では恨み節でったが、所詮ファイターは使い捨てだと本書でも書かれている。 闘鶏の最期を見れば、そんな事ははなから分かる事だが、ファイターは選手生命の終わりが死ではない。 宝くじが当たってしまったような人生で、著者は堅実に貯蓄し、引退したファイターを援助している。 このような人間教育もスポーツ選手には不可欠。2013/07/20
ケンサク
2
久々に読書を再開したので、まずは読みやすい本をと思い手に取った一冊。ある時代や事件を切り取った時、相反する立場から物事を振り返ると、同じ景色を見ていたとしても見る角度がまったく違うから、意見が真逆になることが多い。でも、どちらかが合っていてどちらかが間違っているなんていう単純な問題ではなく、たぶんどちらも合っていて、どちらも間違っているんじゃないだろうか。ボブ・サップという選手の盛者必衰の歴史は、ある意味で僕の記者生活の歴史でもある。彼の活躍を「懐かしい」と思う時代がやってくるとは思わなかった。2013/04/08
あとぅーし
1
かつてK-1で、格闘技ブームを見て楽しんでいたが、プロの格闘家の華やかなリングでの攻防以外の、裏話が読めて面白かった。 ファイトマネーの生々しさや、 経営者がたまたまブームを作り上げて、適当に成り上がった素人経営の話など。 今はインターネットのおかげで、昔よりは環境が良くなっているとは思うが、 命を削って、素晴らしきファイト、エンターティメントを見せてくれる方々不幸にならないことを祈るばかりです。 なんだかんだK-1見て楽しかったので、 いつかまた、重量級の選手が活躍するKー1復活して欲しい。2023/04/06