内容説明
ダンプカーにも負けない高速でんぐり返し。流行りのアイドルよりSHI・BU・SE・N好み。中島らものDNAがとびきりの好奇心と潤いのある優しさで、光合成した中島さなえの処女エッセイ集。
目次
第1章 かんぼつちゃんの記憶(自由に走れ;かんぼつちゃんの記憶;物心がつく瞬間 ほか)
第2章 水びたしの世界へ(水びたしの世界へ;矢のように速く;今がその時さ ほか)
第3章 無惨なトートと無念な私(食物連鎖の家;魅惑のしびれ水;ムーンライト横山について ほか)
著者等紹介
中島さなえ[ナカジマサナエ]
1978年6月13日兵庫県生まれ。雑誌「ビッグイシュー」、「ゲイナー」でエッセイやコラムを執筆。文庫解説などを経て、現在、講談社文庫「インポケット」でエッセイを連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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美登利
18
関西の方のエッセイは、やはり面白いな~と感心することしきり。いや、なんで父が、父がと書いてあるのかと思ってたら、著者は中島らもさんの娘さんだったのか!納得、納得。しかしお母様も面白い方だよね。2013/05/07
夫婦善財餡 汁粉
2
さなえさん 素敵2017/06/15
かるまじろ
1
書店で偶然手に取った「いちにち8ミリの。」を 予備知識もなくパラパラとめくった時に感じた 文体から立ち上るあの「彼の体臭のようなもの」は その後に読んだ中島らもの娘という帯書きで納得 中島らものDNAを色濃く感じさせる文体でありながら 決してモノマネではなく受け継いだ才能の濃さを実感します 「中島らもの娘」という但し書きが外れてからが楽しみな作家2011/12/04
じぇーん
1
さらっと読みやすいけど、決して小説家にはならない文章だなと思ったらなんと中島らもさんの娘と聞けば納得。おそるべしDNA。2010/01/08
NoDurians
0
中島らもさんの娘、というライン上かな。2010/01/20