内容説明
誰が名づけたのか、「天使の都」。そこは日本の男たちがつくりあげた幻想の「楽園」でもあった。はるか2800マイルを越えて、真実の愛があると信じ続ける男たちの心情を、タイ歴20年の著者が渾身のルポルタージュで描ききる。
目次
はじめに 擬似恋愛の根底にあるものは、いったい何なのか?
第1章 コーヒーショップという名の錯覚世界
第2章 日本人のためのシステム化された悦楽空間
第3章 田舎娘と女子大生の登竜門
第4章 多国籍軍がバトルを繰り広げる恋の戦場
第5章 相手を疑わないこと、それがレンアイの掟
著者等紹介
青山誠[アオヤママコト]
大阪芸術大学文芸学科卒業。フリーライター、旅行雑誌や歴史系の雑誌・書籍などを主に活動の場としている。1980年代中盤あたりから海外を意味もなくブラつくようになり、世界50カ国以上を訪問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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