内容説明
本書は、世界中にある紛争地帯をわかりやすくまとめたものである。イラク情勢やアフガニスタン問題、パレスチナ問題から、劇場占拠事件も記憶に新しいチェチェン、多くの観光客が犠牲になったバリ島を抱えるインドネシアまで、おおよその紛争地を網羅した。
目次
第1章 中東・中央アジア(イラク問題;パレスチナ紛争 ほか)
第2章 東南アジア・中国・日本(カシミール紛争;チベット独立紛争 ほか)
第3章 ヨーロッパ(コソボ紛争;ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争 ほか)
第4章 アフリカ(スーダン内戦;ソマリア内戦 ほか)
第5章 南北アメリカ(ケベック独立問題;メキシコ先住民問題 ほか)
著者等紹介
荻野洋一[オギノヨウイチ]
1943年北海道生まれ。中央大学法学部卒。1966年より訪れた国と地域は240以上。2002年6月、新独立国である東ティモールを訪れ、これによって、194すべての独立国を踏破する。軍隊に護衛されながらアンコール・ワットを見学し、西サハラにはボートで上陸するなど、あらゆる手段を使って未知の国に挑んできた。6年4カ月間、ノンストップで海外を旅したこともある。近年は記録達成のため、北朝鮮やソマリア、エリトリア、ボスニア・ヘルツェゴビナなど、紛争地といわれる地域を旅することが多い
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