内容説明
華やかな絵付けの世界。1人でもここまでできる。やきものは、形をつくって、釉を掛けるだけがすべてではない。絵筆を手にとって、ときに華麗に、ときに静謐に、ときに雄渾に、器に文様を描く。そして、多彩な色絵の世界が展開する。第一線で活躍する5人の陶芸家たちの、成型から絵付けまでの一挙一動。そこに学ぶ、絵付けへの挑戦。
目次
吉川水城―京焼の流れ、風景の文様
山田義明―古九谷の伝統をいまに受け継ぐ
豊福誠―器における洋と和の融合
杉浦康益―色絵のコンテンポラリー
近藤濶―新たなる染付技法へ