内容説明
“サイレント・オットー”から一水兵まで、生存者が語るＵボート戦の全貌。客船アセニア号を撃沈―Ｕ‐３０元電信員、秘密裡に行なわれたチャンドラ・ボース移送―Ｕ‐１８０元機関員。「撃沈王」クレッチマーをはじめとして、異常に死亡率の高いＵボート乗艦という試練を生き延びた無名の水兵たちにも直接インタビュー。栄光と悲惨のあざなわれた数奇な体験を活字に収めた、貴重このうえない戦記。
目次
ユルゲン・ヴァッテンベルク、Ｕ１６２
ゲオルク・ヘーゲル、Ｕ３０、Ｕ１１０
オットー・クレッチマー、Ｕ３５、Ｕ２３、Ｕ９９
ヨーゼフ・エルベン、Ｕ１２８
ハンス・ブルク、Ｕ６７
エルンスト・ゲートリング、Ｕ２６
ヘルマン・フルブリッヒ、Ｕ８４５
ヘルマン・ヴィーン、Ｕ１８０
オットー・ディーツ、Ｕ１８０、Ｕ５０５
トム・ポーザー、Ｕ２２２〔ほか〕
著者等紹介
ウィギンズ，メラニー［ウィギンズ，メラニー］［Ｗｉｇｇｉｎｓ，Ｍｅｌａｎｉｅ］
アーカンソー州フォート・スミス生まれ。ヴァージニア州ホリンズ大学卒業。美術および写真に関わる職を経て文筆業へ。歴史上の印象的な事件をその渦中にいた人物に語らせる手法の著作を、一貫して発表している
並木均［ナミキヒトシ］
１９６３年生まれ。中央大学法学部卒。国家公務員をつとめるかたわら、Ｕボート研究に勤しむ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Koichi Mori
1
第二次世界大戦のUボート戦を戦い抜いた男達の回想記。著名なエースだけではなく、一般の兵士の証言を拾い上げているのは興味深い。2012/01/29
ぶーぶ
1
チャンドラ・ボースを乗せたＵ180の乗組員の記述を、吉村昭の『深海の使者』と読み比べると興味深いです。2011/08/29
