内容説明
伽耶の建国から滅亡に至る伽耶全史を再検証し、神秘のヴェールに包まれた日韓古代史を明らかにする画期的書き下ろし。
目次
第1章 卑弥呼は伽耶王女、そして神功皇后
第2部 幻の王国、伽耶
第3部 伽耶の滅亡
感想・レビュー
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わ!
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昔々の朝鮮半島のお話である。朝鮮半島の歴史に出てくる国といえば、高句麗、新羅と百済であろう。だが実は、ここに四つ目の国として出てくるのが、この本で語られる「伽耶(かや)」と言う国である。「伽耶」とも呼ばれ、「加羅(から)」とも呼ばれ、日本書紀では「任那(みまな)」となる。日本書紀では、ここに「日本府」が置かれ、その土地を管轄していた…とあるが、どうやらそれは「言い過ぎ」で、「日本府」とは、いわゆる現代で言う大使館の様な施設があった…と言うのが、一般的な説である。そんな「伽耶」のお話。2018/07/14
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