講談社ノベルス<br> 罪の硬度―警視庁捜査一課十一係

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講談社ノベルス
罪の硬度―警視庁捜査一課十一係

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  • サイズ 新書判/ページ数 304p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065387030
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

都内最高学府の博物館で口に鉱物が詰め込まれた男性の遺体が発見された。手首がワイヤーで縛られていることから、警視庁十一係は四ヵ月前、二ヵ月前の殺人事件との関連を疑い捜査に乗り出す。一連の事件の背後には「ゲームマスター」と名乗る教唆犯がおり、今回も関与しているとするとその犯人も闇から引きずりださなければいけない。教唆犯の目的はなんなのか!? 如月塔子はチームとともに事件の解明を目指す。

内容説明

都内にある最高学府の博物館で口に鉱石が押し込まれた男性の遺体が発見された。手首がワイヤーで縛られていることから、捜査一課十一係は四ヵ月前、二ヵ月前の殺人事件との関連を疑い捜査に乗り出す。一連の事件の背後にいた「ゲームマスター」と名乗る教唆犯が今回も関与しているとすると、その黒幕も闇から引きずり出さなければいけない。GMの目的は何なのか!?如月塔子はチームとともに事件の解明を目指す。

著者等紹介

麻見和史[アサミカズシ]
1965年千葉県生まれ。立教大学文学部卒業。2006年に『ヴェサリウスの柩』(創元推理文庫)で第16回鮎川哲也賞を受賞し、デビュー。大学の解剖学教室を舞台にした医学ミステリーで注目を集める。今後さらなる活躍が期待されるミステリー界の気鋭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

rosetta

25
★★★☆☆シリーズ18作目!ここ3作続いていた、犯罪を陰で操るGMゲームマスターの正体が暴かれる。しかしそれが伏線もなく唐突過ぎて、驚くというよりも白けてしまった。もっと大事にまるまる1冊使うくらいに扱ってほしかったな。文京区の大学の博物館で学芸員が殺される。両手をワイヤーで縛られ口の中には2つの鉱石。捜査を進める中で墨田区の病院で同じ犯人によると思われる殺人事件が続く…如月塔子は再び高野とコンビを組み解決を目指す。塔子もそろそろ独り立ちか?GMのくだりがなければもっと高く評価できたんだけど2025/06/13

らび

22
ずーと読んできた十一係シリーズですがこれ「GMシリーズ」って初めて知りました。ここで完結になるようですが作品の中でどのくらい月日が経っているのかしら?塔子の目を見張るような成長が残念ながら見えなかった。鷹野が漏らした「相棒に依存する傾向」がこの先の展開フラグかな?別シリーズで公安に移動しているのでそっちに移行?新シリーズなのか?では十一係に改編がありそう。しかしねえ~GMの正体、びっくりです。鷹野が気づいたとき私も「あの人だ!」と思ったのにまたやられました。思い返せば「あ~!」となる・・・。2025/05/01

達ちゃん

18
すごく長いシリーズ、安定の面白さ。それにしても、GMの正体あなただったか〜。ちょっぴりショックを受けながらの読了です。2025/06/09

きさらぎ

11
シリーズ16作目。塔子の独り立ちフラグが出まくってるし、11係メンバーそれぞれの今後にも変化がありそうな…集大成的な作品だったかな。 ここ数作で犯人の最初の登場の仕方にパターンがあることに気づいた。それはそれで面白いが、ややマンネリなのかも? GMの正体は、なんとなく予想してた人物だったけど哀しいね。2025/06/14

ゆき

6
何となく、GMはあの人かなと思ってた人だった。今回は、塔子と高野のコンビ復活。2025/05/20

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