出版社内容情報
これは、世界で一番〈虚しい〉恋の話。
鏡よ鏡。世界で一番美しいのは誰?――それは、誰がどう見ても僕、のはずだった。
大学生の片平伊織は自他ともに認める美形で、多くの人間を魅了してきた。自分以外の人間を見下しながら、それでもどこかにいるはずの愛すべき女性を探す伊織は、ある日、運命の女と出会う。
その女は、自分の部屋にある鏡の中からある日突然、現れた。奇妙なことに、見た目も特徴も、自分と瓜二つの女だった。
彼女はなぜ、鏡の向こうから現れたのか? 彼女は一体誰なのか?
鏡写しの彼女との、奇妙な共同生活が始まるが――。
【目次】
内容説明
大学生の片平伊織は自他ともに認める美形で、多くの人間を魅了してきた。彼は鏡を見るのが何より好きだった。そこに映っている自分が、誰より好きだった。一方で伊織は「運命の人」を探していた。たくさんの女と付き合い、抱き、別れ、それでも巡り合うことができない。もしかしたら、そんな女性はいないのかもしれない―諦めすら覚え始めたある日、彼は「彼女」と出会う。それは僕と彼女の、世界で1番虚しい一人暮らし。絶世の美男子、片平伊織が出会ったのは鏡の中からこの世界に現れた謎の女。彼女は言う。「私たちは、性別だけが異なる同一人物」だと―。『君の話』『さくらのまち』著者が贈る、一生忘れられない恋愛小説。
著者等紹介
三秋縋[ミアキスガル]
1990年、岩手県生まれ。2013年、『スターティング・オーヴァー』でデビュー。繊細で透明感のある文体が、若者から圧倒的な支持を得る。『君の話』で吉川英治文学新人賞にノミネート(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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