出版社内容情報
この町で過ごす最後の日、ぼくはクラスメイトの星野さんに〈水なし沼〉へ呼び出された。「穴を掘ってほしいの」彼女はそう言うけれど、どうして穴で、なんでぼくなのか。「わたしが東くんを今日ここに呼び出した理由」をめぐり、ぼくと星野さんの“ゲーム”が始まる。(「ぼくらが夕闇を埋めた場所」)出会いと別れの切なさ、そして鮮やかな謎解きが交錯する青春ミステリ連作集。第79回日本推理作家協会賞短編部門受賞した表題作、本格ミステリ作家クラブ編『本格王2026』選出の「カフェオレ色の恋をした」を含む全四編を収録。
【目次】
内容説明
穴を掘ってほしいの。この町で過ごす最後の日、星野さんはぼくにそう言った。「わたしが東くんを今日ここに呼び出した理由を当てられたら、東くんの勝ち」どうして穴で、なぜぼくなのか。そして、彼女の本当の目的は―。夕闇の迫る〈水なし沼〉で、二人だけのゲームが始まる。―「ぼくらが夕闇を埋めた場所」。第79回日本推理作家協会賞[短編部門]受賞作、『本格王2026』選出作を含む全4編。
著者等紹介
松樹凛[マツキリン]
1990年生まれ。慶應義塾大学卒業。2020年〈飛ぶ教室〉第五一回作品募集(光村図書出版)に佳作入選。21年に「『ペンを取ってくれませんか?』」で第八回日経「星新一賞」(日本経済新聞社)優秀賞、同年「射手座の香る夏(「夜の果て、凪の世界」を改題)」で第一二回創元SF短編賞(東京創元社)を受賞し、24年に同作を表題作とした短編集でデビュー。26年「ぼくらが夕闇を埋めた場所」で第七九回日本推理作家協会賞短編部門を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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