出版社内容情報
六十歳以上の女性のみを対象とした女性用風俗店『銀楼館』。そこに所属する美しい男娼である櫻は、様々な老女に求められる日々を送る中、やがて彼女たちの人生にも触れることになる。男娼との遊びに耽る、かつて一世を風靡した大女優。半身麻痺となった夫をよそに、見せつけるように情事に耽る妻。不意に希死念慮に襲われたことで結びついた2人の老女。年老いてもなお性を求めることに、どうして理由が必要なのか。様々な形の「愛」を描いてきた令和の才能が、老境の性を通じて描き出すヒューマンドラマ。
【目次】
内容説明
いくつになっても恋に溺れていたい。ただ女として愛してほしい―。老女専門の美しい男娼・櫻。刺激的な出会いと交わりを経て、女たちは新たな自分を見つけ、人生に新たな色を宿していく。心と体の繋がりを通じて「老境の性」と人生を描き出す圧巻のヒューマンドラマ!
著者等紹介
君嶋彼方[キミジマカナタ]
1989年生まれ。東京都出身。2021年「水平線は回転する」で第十二回小説野性時代新人賞を受賞し、同作を改題した『君の顔では泣けない』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



