呪術師(シャーマン)の末裔

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呪術師(シャーマン)の末裔

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  • サイズ 46判/ページ数 376p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784575248739
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

アメリカの大学で微生物学を学ぶ倉科礼央は亡くなった名誉教授の研究室を片づけているとき、ある一冊のファイルを発見する。そこにはアマゾンの奥地に暮らす原住民たちの間で飲まれている「万能薬」の存在が記されていた。礼央はそのレシピを入手し「万能薬」を製造した結果、末期癌だった母親が完治してしまう。不治の病も治す万能薬の存在。それを巡って陰謀が蠢き出す!


【目次】

内容説明

米国の大学院で微生物学を学ぶ倉科礼央は亡くなった名誉教授の研究室を片づけているとき、奇妙なレポートを発見する。そこにはアマゾンの奥地で採取された放線菌から「万能薬」ができることが記されていた。礼央はそのレシピを手に入れ、末期のすい臓ガンを患う母に飲ませたところ完治してしまう。奇跡の万能薬の存在に気づいた新興宗教団体が信者獲得のため礼央をとりこもうとするが…。「奇跡の水」を使い壮大な野望を抱く宗教団体と「患者がいなくなったら困る」医学界の間で万能薬を巡るバトルがはじまる!「奇跡の薬」を信者獲得に利用しようとする新興宗教団体と病気が治ると困る医学界の「不都合な真実」を暴くサスペンス小説。

著者等紹介

楡周平[ニレシュウヘイ]
1957年岩手県生まれ。慶應義塾大学大学院修了。米国企業在職中の1996年に発表した国際謀略小説『Cの福音』がベストセラーになる。翌年、小説執筆に専念するため米国企業を退社。05年の『再生巨流』以降は経済小説を精力的に執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみねこ

65
米国の大学で微生物学を学ぶ倉科礼央が見つけた奇妙なレポート、そこにはアマゾンの奥地で採取された放線菌から「万能薬」が出来るというもの。末期ガンの母に飲ませると完治する。母が入信している宗教団体が万能薬の存在に気づき、信者を獲得し世界一の宗教に成り上がろうとの野望を抱く。一方で万能薬で病気のひとが居なくなると金もうけが出来なくなり存在価値がなくなる医学界にとっても大変なことに。命を狙われる礼央はどうなるのか、ハラハラドキドキで面白く読了。2026/05/12

にゃにゃころ

25
朝倉恭介シリーズ大好きで、レビュー読み返すと「朝倉が夢に出てきそう」ってまで書いてるのに、内容が思い出せなくて泣く。5年くらい前に読んでたんだけど、これはやはり再読するべきか... エンタメに振った話なのに、礼央も花音もなんだか物足りないなぁって最初は思ったけど、礼央は徐々にダーク化してきて、魅力が出てきた。医学界にとっては、治る薬ではなく、死ぬまで飲み続けてくれる薬が都合がいいわけで、「イベルメクチンは安価でよく効くから、出回るとコロナが収束して医学界が困る」っていうネットで囁かれた話を思い出した。2026/05/08

aki

25
いやー恐ろしい。医学界の不都合な真実とはこの事よな世界。こんなとんでもない万能薬が見つかったら、利権争いvs潰しにかかる者の間で、とーんでもない事態が起きるだろう。製薬、医学の世界に宗教が絡んで、それぞれの思惑がバッチバチ。この万能薬の恩恵にあずかった終身名誉教授が残していたレポートを偶然見つけた微生物学の学生・礼央と、そこに目をつけた宗教団体の孫・花音が腹の探り合いをしながらスリリングに展開していく様から目が離せない。医学界や製薬会社にとってのそれはそうだよねと納得せざるを得ない不都合な真実、恐るべし。2026/04/02

nyanco

24
日系の大学院生 亡くなった名誉教授の部屋の片づけを命じられとんでもないものを見つけてしまった。ガンが治る、怪我、病気からおさらばって凄い!と思うのだけど、薬・医療が不要になることを恐れて隠蔽しちゃったっていうのもまた凄い。アマゾンの奥地で見つかったというのも何となくありそうな気がしてしまう。医療として無理なら、と宗教に結び付けてしまうのも凄い。宗教もお金なんだよね、結局、そちらからも命を狙われ… あれ、このラスト まだ続きがあるのかな?と思ったら →続2026/04/22

ヤジマ

23
主観点 9.3/10 あらゆる病症に効能のある万能薬。そんなものが存在した場合に発生する副作用。医療業界の裏事情が、緻密かつ如実に描かれていた。そして、あながち有り得ない話ではないように思わせてくるあたり、楡さんの筆力は凄まじい。まあ、有り得ない話なんでしょうけどね。著者の作品はデビュー作の「Cの福音」しか読んでないが、読んでおいて良かった。本書は当該作品を読んでから読んだ方が良いと思う。終盤でまさかの名前が登場し、思わぬサプライズを享受できます。ディテールの描き込みも然り、著者の知識の上に成り立つ良作。2026/06/06

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