出版社内容情報
アメリカの大学で微生物学を学ぶ倉科礼央は亡くなった名誉教授の研究室を片づけているとき、ある一冊のファイルを発見する。そこにはアマゾンの奥地に暮らす原住民たちの間で飲まれている「万能薬」の存在が記されていた。礼央はそのレシピを入手し「万能薬」を製造した結果、末期癌だった母親が完治してしまう。不治の病も治す万能薬の存在。それを巡って陰謀が蠢き出す!
【目次】
内容説明
米国の大学院で微生物学を学ぶ倉科礼央は亡くなった名誉教授の研究室を片づけているとき、奇妙なレポートを発見する。そこにはアマゾンの奥地で採取された放線菌から「万能薬」ができることが記されていた。礼央はそのレシピを手に入れ、末期のすい臓ガンを患う母に飲ませたところ完治してしまう。奇跡の万能薬の存在に気づいた新興宗教団体が信者獲得のため礼央をとりこもうとするが…。「奇跡の水」を使い壮大な野望を抱く宗教団体と「患者がいなくなったら困る」医学界の間で万能薬を巡るバトルがはじまる!「奇跡の薬」を信者獲得に利用しようとする新興宗教団体と病気が治ると困る医学界の「不都合な真実」を暴くサスペンス小説。
著者等紹介
楡周平[ニレシュウヘイ]
1957年岩手県生まれ。慶應義塾大学大学院修了。米国企業在職中の1996年に発表した国際謀略小説『Cの福音』がベストセラーになる。翌年、小説執筆に専念するため米国企業を退社。05年の『再生巨流』以降は経済小説を精力的に執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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aki
21
いやー恐ろしい。医学界の不都合な真実とはこの事よな世界。こんなとんでもない万能薬が見つかったら、利権争いvs潰しにかかる者の間で、とーんでもない事態が起きるだろう。製薬、医学の世界に宗教が絡んで、それぞれの思惑がバッチバチ。この万能薬の恩恵にあずかった終身名誉教授が残していたレポートを偶然見つけた微生物学の学生・礼央と、そこに目をつけた宗教団体の孫・花音が腹の探り合いをしながらスリリングに展開していく様から目が離せない。医学界や製薬会社にとってのそれはそうだよねと納得せざるを得ない不都合な真実、恐るべし。2026/04/02
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