出版社内容情報
かわいい、かしこい、みんな大好き。大人気のスーパー捜査犬が帰ってきた。警察病院で働くファシリティドッグのピーボ(ゴールデンレトリバー・七歳オス)が余命わずかの犯罪者の秘密を聞き出し、事件を解決する。特命を受けた笠門巡査部長のもとで、猟奇殺人犯と対峙し、万引き犯を見分け、連続放火の謎を解き明かす。犬が主役の大ヒット警察小説『犬は知っている』の第二弾!
【目次】
内容説明
警察病院に常勤して子供達を癒すファシリティドッグのピーボ(ゴールデンレトリバー・七歳オス)には裏の任務があった。余命わずかな犯罪者の前にピーボが座ると、そのかわいさともふもふの毛並みにやられて彼らは秘密を語ってしまう。ハンドラーの笠門巡査部長とピーボはその情報を端緒に捜査を開始し、これまでに数多の難事件を解決してきた。このコンビが新たに対峙するのは、猟奇殺人犯や連続放火魔など難敵ばかり。でも大丈夫。頑張れピーボ!犬が事件を解決する唯一無二の連作短編集。
著者等紹介
大倉崇裕[オオクラタカヒロ]
1968年、京都府生まれ。学習院大学卒。97年「三人目の幽霊」で第4回創元推理短編賞佳作を受賞。98年「ツール&ストール」で第二〇回小説推理新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
パトラッシュ
138
ファシリティドッグのシリーズ第二弾では、いよいよピーボの名探偵ぶりが発揮されてくる。事件を調べる笠門は物言わぬピーボを信頼するあまり、捜査権もないのに警察内部の軋轢も気にせず突っ走ってしまうのだ。あり得ない主客転倒の末にとんでもない事件の真相が暴かれるのだから、メンツを潰される普通の刑事にはたまったものではない。そんな展開が痛快感を生むのはドラマ『相棒』に通じるが、正義が勝ってメデタシとならず人の業を感じさせる結末を迎える点も似ている。特に第四話「犬が守る」では、裏の裏にひそむ思惑を追う物語が面白かった。2026/02/07
タイ子
90
シリーズ第2弾。警察病院で入院中の子供たちを癒すファシリティドッグのピーポ。ハンドラーの笠門巡査部長。彼らにはもう一つ極秘の仕事があり、院内の職員には歓迎されていないがこの仕事をすることにより未解決事件への糸口を見つける。猟奇的な連続殺人事件あり、現金強奪事件あり、連続放火魔による火災事件あり。今作もピーポの存在が大きな役割を果たしながら、笠門とともに事件を解決していく。ピーポの癒しの効果と、容疑者を見抜く鋭さ。資料室の五十嵐、上司の須脇警視正、捜査一課の浦幕など脇役陣も魅力。ピーポ、また会いたいね。2026/02/17
Ikutan
47
シリーズ第二弾。病院で子どもたちに寄り添う『ファシリティドッグ』のピーボには、もう一つの秘密の任務がある。それは、末期で入院中の犯罪者から情報を引き出すこと。殺人、窃盗、放火、万引き…。今回も相棒の笠門と共に鮮やかに事件を解決。ちょっとピーボの能力に頼り過ぎなのでは。このシリーズ、とにかくピーボが可愛い過ぎる。事件関係者だけでなく警察関係者もみんなピーボにメロメロですもん。今回も、地下三階でひたすらパソコンを操る五十嵐いずみ巡査。次回は、彼女のことも知りたいです。2026/03/06
kei302
43
警察病院小児病棟入院中の子どもたちを癒すファシリティドッグ:ピーボシリーズ第2弾。総務課長の須脇の指示でピーボと巡査の笠門が事件関係者を内密に調べる連作短編。ピーボが恐怖を感じて避けたサイコパス登場の事件「犬だけが知っていた」が特に面白かった。五十嵐いずみ、日塔、問題物件の若宮ほか別作品の登場人物が笠門に協力。ピーボを見たら誰もが心を開くが、捜査に使うことを是とせず不快に思っている警察内部の反発も描かれ、先行き不透明で続きが気になる。2026/01/30
nyanco
38
ファシリティドッグ・ピーボ シリーズ2冊目 普段は警察病院の小児科で子供たちを癒しているファシリティドックのピーボ だが、ピーボと笠門には隠されたもう一つの任務があった 警察病院の7階には、服役囚が入院していて密かにピーボを使って彼らが隠してきた罪を暴く使命。 う~~~ん、ピーボは出来る子ですが、それでもここまで?とちょっと感じてしまいました。 それに繊細なピーボにここまでさせていいの?とも感じてしまった。 普段のピーボがワガママというエピソードで少しだけ救われましたが。→続 2026/02/27
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