出版社内容情報
全盲の依頼人
聞こえない証人
失語症の少女
前代未聞の裁判で
超絶どんでん返しがドカン!
『同姓同名』『逆転正義』驚天動地のトリックを連発する著者の衝撃ミステリー!
後天的な障害を抱える人々の支援をするNPO『天使の箱庭』の施設長が殺された。殺人の容疑者は全盲の入所者・美波優月。だが美波は、深夜に施設長に呼び出されて襲われたが殺してはいない、と主張している。弁護依頼を受けた刑事弁護人の竜ヶ崎恭介は絶対不利な状況のなか、真相解明のために奔走する。検察側証人は耳が聞こえず、弁護側からは喋れない少女が出廷。竜ヶ崎は無罪判決を勝ち取れるのか。法廷に待ち受ける奇跡の結末は!?
【目次】
著者等紹介
下村敦史[シモムラアツシ]
1981年、京都府生まれ。2014年『闇に香る嘘』で江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。一五年「死は朝、羽ばたく」が日本推理作家協会賞(短編部門)、一六年『生還者』が日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)の候補になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
しんたろー
111
後天的に障害を抱えた人の支援を行うNPO『天使の箱庭』で殺人事件が起き、全盲の女性が逮捕される。弁護士の竜ヶ崎が被疑者と関わりながら謎を解いてゆく。終盤で明かされる真相に関しては少々驚くが(ネタバレになるので、具体的に記さないが)現実的には無理があると思えて残念!。真犯人も中盤辺りで判ってしまうので、ミステリとしては合格点にギリギリか?! でも、竜ヶ崎が障害者ならではの謎を解いてゆく部分や法廷での展開が面白く、障害者相手のNPO法人の問題点も織り交ぜており、下村さんらしく社会派小説として上手く纏めてある。2026/01/20
みゆ
79
面白かった~ヽ(^o^)丿 障害者支援施設の施設長刺殺事件。容疑者は全盲。圧倒的不利な状況での裁判。聴覚障害者、失語症患者の証言を覆す事はできるのか。弁護士の証人尋問で真相が見えてきたなと思ったら、別方向からドカンと一発大きいのが来ました。これは想定外やわ(笑)リーガルミステリとしてはよくできていると思うのですが、エピローグが説教臭いのが減点です(^-^;2026/01/08
itica
78
中途失明で全盲の女性、美波が入所施設の施設長を殺害の罪で裁判が始まる。美波は本当に殺人を犯したのか、真実は別にあるのか。弁護士の竜ケ崎は裁判をどう戦うのか。裁判が進むにつれて見えてくる小さな疑問や違和感。竜ケ崎と検察官、真渕の攻防も見ものだったが、これは虚を突かれたような結末だった。竜ケ崎と真渕の対決をまた見たいと思う。 2026/01/22
hirokun
78
★4 今回の下村作品は、障碍者支援施設を舞台にした殺人事件の法廷推理小説とでも言うもの。裁判員裁判における法廷戦術についても詳細に描かれており、私自身の興味のある部分で非常に面白く読ませてもらった。推理小説としても充分に面白く、ストーリー展開に引きずられ一気読み。以前の職業裁判官による刑事裁判と現在の裁判員裁判の違いについても、メリット・デメリットはあると思うが分かり易く解説されており、理解が深まった。2025/12/10
pohcho
73
障害者訓練施設の施設長殺害事件が起こるのだが、容疑者はなんと全盲の女性。彼女は深夜に施設長に呼び出されたが、殺してはいないと主張。依頼を受けた弁護士は不利な状況のなか裁判を闘うことに。全盲の容疑者、証人は聴こえない男性、失語症の少女など。それぞれの障害にちなんだトリックを弁護士が次々に明らかにしていくのだが、最後の真相にはびっくり。下村さんらしい気もするし、ちょっと反則な気もするけど面白かった。2026/01/14
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