赤ずきん、イソップ童話で死体と出会う。

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赤ずきん、イソップ童話で死体と出会う。

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  • サイズ 46判/ページ数 264p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784575248302
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

世界のいろいろな国で事件を解決してきた赤ずきん。そんな「赤ずきんシリーズ」の第4弾が登場! 今作では「うさぎとかめ」「オオカミ少年」「アリとキリギリス」といった教訓話で知られるイソップ童話の世界で事件が起き、赤ずきんはこれまで同様死体と出会います。シリーズ史上最高の伏線回収にも注目です。


【目次】

内容説明

『うさぎとかめは移動する』アラビアで事件を解決して家に帰る赤ずきん。魔人の背中に乗り空を飛びますが、途中で森の中に落ちてしまいました。そこで出会った狐から、うさぎとかめが競走していることを聞き…。『信用できないアリの穴』家への帰り方を聞くため、アントスの町にやってきた赤ずきん。そこで、黒いずきんを被った少女と出会います。ご飯を食べていると、彼女の姉が殺されたとの知らせが入り…。『オオカミ少年ゲーム』家に帰る船に乗るため、港町のピリーウスを目指す赤ずきん。そこで木こりと出会いました。借金を返すために「オオカミ少年ゲーム」に参加しましたが、劣勢に陥り…赤ずきん、大ピンチ!『北風と太陽』ピリーウスにやってきた赤ずきん。しかし目にしたのは、全てが凍った港町でした。そこで出会ったのはイソップ。不実な行いをした者を凍らせるイソップに対して赤ずきんは挑戦しますが…。シリーズ史上最大の伏線回収!!童話×ミステリ第4弾!

著者等紹介

青柳碧人[アオヤギアイト]
1980年千葉県生まれ。早稲田大学卒業。2009年『浜村渚の計算ノート』で第三回「講談社Birth」小説部門を受賞してデビュー。19年刊行の『むかしむかしあるところに、死体がありました。』は多くの年間ミステリーランキングに入り、本屋大賞にノミネートされた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タイ子

75
赤ずきんちゃん、今回はイソップ童話になぞらえた事件で大活躍の巻。ペルシャにいた彼女は家に帰ろうと魔人を呼び飛び上がったはいいが、魔人が腹痛を起こし森の中に赤ずきんを落とした、えらいこっちゃ。ここはどこ?私は誰?あ、それは分かってます。その上、森のリス野郎に大事な指輪を取られた。あー、故郷は遠きにあり。てな具合で知らない街で事件に次々遭遇。うさぎとかめ、アリとキリギリス、オオカミ少年、北風と太陽。今回大きく立ちはだかるのがかのイソップ。彼が仕掛ける殺人魔術が怖いし、謎解きも面白い。だけど、指輪はいずこ~?!2025/08/10

ごみごみ

50
『うさぎとかめ』『アリとキリギリス』『オオカミ少年』『町のねずみと田舎のねずみ』確かにどの話にも教訓がある。不実な者に報いを・・そんなイソップ童話の世界に入り込んだ赤ずきん。そして難解な事件に遭遇するのはお約束。キレッキレに冴え渡る推理にあの決めゼリフ。爽快!教訓に囚われ過ぎた銀色のコートの男、その冷酷な心を溶く最終話『北風と太陽』お見事!2025/08/04

糸巻

26
主人公・赤ずきんが訪れた先で、杜撰な犯罪計画によって起こった殺人事件の謎を解くシリーズ第4弾はイソップ童話を元にしている。「ウサギとカメ」「アリとキリギリス」「オオカミ少年」「北風と太陽」をモチーフにした4話収録だが、他の物語も作中でさらっと描かれる。イソップ童話ってこんなに教訓の多い話だったんだな〜。魔人に置き去りにされた赤ずきんが見知らぬグリースの国で本領発揮、本当に賢くて逞しい子。そんな赤ずきんが残した教訓がたまらない。2025/08/09

まさおか つる

25
うさぎとかめは移動する/信用できないアリの穴/オオカミ少年ゲーム/北風と太陽  「あいつの話は俺たちが語り継いでいかなきゃいけないな」「赤ずきんの話か⋯⋯その話の教訓はなんだい?」「決まってるだろ。『杜撰な犯罪ならしないほうがマシ』だ。それでも死体を増やそうという犯罪者どもがいたときには、俺が叫んでやるよ。赤ずきんが、来たぞ――っ!」2025/08/10

akiᵕ̈

25
赤ずきんちゃんシリーズも第4弾に。今作はイソップ童話からの4つの事件を、いつもの名ゼリフでもってスカッと犯人に引導を渡していく。イソップは子供の頃から何事も真面目にやってきたのに理不尽な目に遭い、必要なのは正しい教訓、不実な行いをする者には報いをという思いで生きてきて、赤ずきんが家に帰る道中、巻き込まれる事件の先々で、次々と周りを凍らせている。それを解かさないことには帰れない赤ずきんは、最後の対決で思いがけない反撃を。なるほど。素晴らしい教訓でイソップの心をも解きほぐしたではないか。2025/07/25

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