出版社内容情報
現代日本から異世界に流れ着いてしまった鬼姫は、「日ノ本への帰還」のため、東の果てを目指し、異世界を駆ける。
多様な町々を巡る旅路は、一期一会の珍道中。
そんな中、東の果てには悪逆の限りを尽くした「魔王」が封印されているる城があることを耳にする。
ものはついでと物見遊山、魔王と会ってみたくなった鬼姫は、東へと歩みを進めるのだった。
そこで、自身に隠された天地を揺るがす秘密が解き明かされるとも知らずに──。
鬼の最後の生き残りが、異世界から日出処を目指す流離の物語。
内容説明
現代日本から異世界に流れ着いてしまった鬼姫は、東の果てにあるはずの日の本への帰還のため異世界を駆ける。異国情緒溢れる町々を巡る旅路は、一期一会の珍道中。そんな中、東の果てには悪逆の限りを尽くしたとされる「魔王」が封印された城があることを耳にする。ものはついでと物見遊山、魔王と会ってみたくなった鬼姫は、東へと強く歩みを進めることに。そこで、自身に隠された天地を揺るがす秘密が解き明かされるとも知らずに―。これは日の本に焦がれる鬼の最後の生き残りが、異世界から日出づる処を目指す流離の物語。
感想・レビュー
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- 和書
- 悪声 文春文庫