籠の中のふたり

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籠の中のふたり

  • 薬丸岳
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  • サイズ 46判/ページ数 368p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784575247534
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

弁護士・村瀬快彦は傷害致死事件を起こした従兄弟の蓮見亮介の身元引受人となり、釈放後に二人は暮らし始める。小学6年生のときに母親が自殺し、それ以来、他人と深く関わるのを避けてきた快彦だったが、明るい亮介と交流することで人として成長していく。だが、ある日、母が結婚する前に父親の安彦に送った手紙を見つけ、自身の出生に関わる衝撃の秘密を知る。二人は全ての過去と罪を受け入れ、本当の友達になれるのか――。著者史上もっともハートフルな物語が誕生。最後に芽生える真の友情に、あたたかい涙が止まらない!

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

334
薬丸 岳は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。著書区切りの25作目の作品、タイトルからイメージしていた内容と異なりましたが、奄美大島血縁群像劇の感動作でした。 https://www.futabasha.co.jp/book/978457524753400000002024/08/29

パトラッシュ

309
母に自殺された弁護士と父が失踪した傷害致死犯。長く会わぬままトラウマを抱えてきた同い年の従兄弟が同居することになり、反発し合いながら少しずつ折り合いをつけ理解し合っていく。不器用に生きながら友人もできて社会と向き合うようになるが、思いがけぬ事実が判明してから双方の過去に絡んだ謎が解き明かされていく。作者得意の手法で次々に意外な話が展開して読ませるが、真実を探るために都合のいい偶然の出会いが多用されている感が拭えない。何となく結末も予想できてしまい意外性に乏しい。今ひとつ小説としての工夫が足りずに終わった。2024/09/03

イアン

231
★★★★★★★☆☆☆加害者の更生に焦点を当てた薬丸岳の長編。弁護士の快彦は、傷害致死の刑期を終えた従兄弟・亮介の身元引受人となる。亮介を疎ましく思いつつも徐々に心を開く快彦だったが、ある手紙をきっかけに自身の出自に疑問を持ち始め――。序盤はミステリ要素に乏しく物足りなさを感じたが、そこは彼らの人物像を浸透させるための布石だったのだろう。なぜ亮介は傷害致死事件を起こし、快彦に身元引受人を依頼したのか。その理由は身勝手であり、愚かであり、それでも心温まるものだった。飲み屋での証言に頼り過ぎなのは薬丸あるある。2025/03/01

のり

217
二つの家族の幸せを壊した元凶。傷害致死事件が元で、20年振りに再会した従兄弟。身元引受人の立場と元受刑者になった二人は、互いに干渉しないと決めるが…過去の傷を引き摺り、殻に閉じこもったが為に、人との距離感が上手く取れない彼を、助けようとする前科者。皆に頼りにされる彼は何故事件を起こしたのか?衝撃的な事情と真実。過去は変えられないが、この二人を見守り、寄り添ってくれる人達が多数いる。これから先、自分らしく生きていって欲しい。2024/12/14

のぶ

214
多くの謎が複雑に絡み合った物語だった。父を亡くし恋人にも振られ一人になった弁護士の村瀬快彦は、20年以上疎遠だった従兄弟・蓮見亮介が傷害致死罪で服役していた事を知る。身寄りのない彼の身元引受人となり二人で暮らし始めたが…。子供の頃に母を亡くしてから人と関わる事を極力避けてきた快彦が、明るい亮介に影響されて変わっていく様に温かみを感じていたのに、亮介の起こした事件にまさかの真実がかくされていたとは。いくつもの謎が解き明かされても、読み手の心は晴れず重い気分になっていく。薬丸さんらしい展開だった。2024/08/13

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