繭の中の街

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繭の中の街

  • 宇野 碧【著】
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  • 双葉社(2024/03発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784575247190
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

歴史の中で多くの出会いを見届けてきた神戸の街を舞台に、様々な形の出会いと別れを描く傑作短編集。ある時は運命的な男女の出会いを、ある時は破滅的でさえある恋を、またある時はパラレルワールドに存在する神戸での不思議な邂逅を描く。読後感も、時にジャンルさえも全く異なる独立した物語たちである一方、それらは確かな繋がりを持ち、それぞれに響き合って世界を美しく彩る。読み終わった後、必ず誰かと語り合い、分かち合いたくなるような魅力に溢れた1冊。

内容説明

惹かれ合う二人の逢瀬、刹那的な情事、異なる種族や神様との邂逅―神戸の街で生まれる様々な出逢いと同じ数だけある必然的な別れを描く。煌めく物語たちを閉じ込めた宝石箱。『レペゼン母』で衝撃デビューの気鋭の才能が放つ心震わす短編集!

著者等紹介

宇野碧[ウノアオイ]
1983年神戸市出身。2022年、ラップバトルを通じて母と息子の対話を描いた『レペゼン母』で第16回小説現代長編新人賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

konoha

47
神戸を舞台に幻想的な雰囲気の中にも人間の業のようなものが描かれる。若い時に誰もが通り過ぎる痛み。それが鮮烈でヒリヒリとした気持ちになるが、読後感は淡く切ない。繭のような部屋に住む男性に恋をする「エデンの102号室」は神戸の歴史を紐解くミステリアスな恋愛小説。「つめたいふともも」の美羽と祐介、「赤い恐竜と白いアトリエ」の左巴の生々しいエネルギーが圧巻。「プロフィール」はSFっぽく哲学的。一つ目の女性が労働者の大地と出会い、言葉を覚えていくやりとりが良い。こんなに気持ちを動かされた本は久しぶり。2024/04/20

雪丸 風人

18
不思議な雰囲気を纏う短編集ですね。なかでも『つめたいふともも』の読者を惹きつける力がやばかった!就活でつまずき自信を失っていた若者が、思わぬ出会いで人生の岐路を超えていく筋書きにはトコトン魅了されましたよ。この話ではトンデモ兄貴のアドバイスが妙に的を得ていて思わずメモ。掌編ですが『秋の午後、神様と』では、真剣な小学生相手に雑なやりとりをする中学生の姿が見事にツボに。SFは苦手なのですが、そうした要素が混じる作品や、狂気じみた話でも目が離せなくなるほど。もう、完全に術中ですよ。(対象年齢は14歳以上かな?)2024/04/06

17
神戸の街の至る所が切り取られ、そこで起きている物語を丁寧に描写していて、読んでいて心地よかったです。一つの話から派生したエピソードが連なっていきます。 [つめたいふともも][プロフィール]が特にドラマチックで好きでした。 リアルとファンタジーが合わさったような風変わりなシナリオが、日夜神戸のどこかでおきているのかもしれません。 それとも、繭の中に作られた、神戸に似た別の街なのか・・・ そんな不思議だけれど、充実した読後感です。2024/04/05

meg

11
ほわほわっとした、一見繋がりのない、でも実は繋がっている短編集。神戸の街を舞台に、ファンタジー感強めの物語たち。悪くはないけど良いとも言えない。「レペゼン母」のぐいぐい読ませる感じとか「キッチンセラピー」の癒やし系に見せかけて実は骨太なとことか、宇野さんのいいとこどこ行った?と思ってしまった。(逆にこの本は新境地ということなのかもしれないが。)2024/04/14

t miya

9
こんなにも、作品ごとに雰囲気が変わるのも珍しい。どうしてもデビュー作が良すぎて、比べてしまう。神戸を舞台にした短編集。全体的にファンタジックで、少し物悲しい雰囲気。後半理解できない部分が多く、読み飛ばしてしまった。うーん、期待していただけに残念。2024/04/13

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