出版社内容情報
大航海時代を舞台に琉球王国の男たちが島と愛する人々を守るため旅に出る冒険小説。
内容説明
「仏朗機砲があれば琉球を倭寇から守ることができる…」東シナ海で勢力を拡大する海賊集団「倭寇」から琉球を守るためには最新の大砲・仏朗機砲が必要―そう進言した元倭寇で琉球王府役人の眞五羅は、仲間たちとともにポルトガル人が支配するマラッカを目指し旅に出る。だが、マラッカ周辺は3つの国が相争う危険地帯。眞五羅たちは命の危険にさらされながらも目的地を目指す―。日本に鉄砲が伝来する戦国期直前の時代を舞台に、男たちの熱き戦いと永遠の友情を描く歴史冒険小説。
著者等紹介
滝沢志郎[タキザワシロウ]
1977年島根県生まれ。東洋大学文学部史学科を卒業後、テクニカルライターを経て2017年『明治乙女物語』で第24回松本清張賞を受賞し小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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