出版社内容情報
香山雄太郎は、ロビンズの4番を打つプロ野球選手。こよなく野球を愛する彼を中心に展開するロマンチックストーリー!!
▼第1話/ただいま▼第2話/二軍立つ!▼第3話/寄せ集め軍団▼第4話/折れたバット▼第5話/敵地訪問▼第6話/鹿児島決戦へ??!▼第7話/「大丈夫だよ」▼第8話/自爆の男▼第9話/九回にかけろ!▼第10話/奇跡の大噴火!▼第11話/愛しのバットマンJr.●登場人物/香山雄太郎(プロ野球チーム、サザンクロスの選手)、香山リカ(香山雄太郎の妻、資産家・万里小路家の3女で、日本舞踊の名取)●あらすじ/桜島で台風に遭遇し、取り残されてしまった香山たち4人は、桜島を自分の庭のように知り尽くした有動に間一髪のところを助けられる。そのころ、香山の無事を信じるリカは、帰ってきたときのためにと料理をたくさん用意して待ち続けていた。時計が7時を過ぎたころ、玄関のチャイムがなった…(第1話)。▼ペナントレースも後半に入り、首位ロビンズを3.5ゲーム差で追うサザンクロス。しかし、万年最下位に甘んじていたチームだけに、選手たちはその緊張感から逃げ出し、昔の気楽な気分に戻りたがっていた。それを感じた荒井戸コーチは香山以外のレギュラーをすべて二軍選手と入れ換えるという荒技を仕掛けるのだった(第2話)。●本巻の特徴/優勝がかかったロビンズとの直接対決の
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みなみ
5
最終巻!最後は駆け足で終わってしまった。息子が病気なので本国に帰りたいというロビンスの外国人選手。日本だと親が危篤でも試合に出ろ舞台に立てみたいなのあるからなー。嶋村監督の行動は極端だけど「お前が手術するわけじゃないのになんで(父親が)帰るんだ?」みたいなメンタルはわりとあるよね。監督の言いなりだったロビンスの選手たちが一丸となって仲間の選手のために監督と戦った。この一件でロビンスは雄太郎がいたころのロビンスに戻ったんだと思う。有働も吹っ切れた。有働がかつての友を折れたバットに例えたのがなんとも…2020/10/08
santiago
2
開幕から一軍登録されてるのに一度もベンチ入りしてない選手がいるなんて、几帳面な雄太郎なら早々に気づきそうなものだが…。2022/04/03
Yanabod
1
最後の終わりかたが打ちきりで尺が短くなったとも見受けられるが、終わりかたとしては悪くはなかった。サザンクロスがリーグ連覇したことが驚きだけど今読んでも面白い作品。2013/05/29
mio
1
ここにきて急ぎ足で終わってしまった。以前から用意されてたラストシーンそれだけを実現したんだろうな、という終わり方だった。けど、①結局ロビンズには戻れず ②つまりロビンズのメンバー(長島そっくりの親子以外)との約束やら絡みやらがおざなり②リカの父親(家族)との確執 ③オーナーによるおいどチェック が終わってない。あと、サザンはリーグ優勝はしたけど日本一になったのかな? それから鹿児島が、めちゃめちゃ住みにくい天候に見えてしょうがない。2012/01/12