双葉社ジュニア文庫
世界でもっとも貧しい大統領 ホセ・ムヒカの言葉

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  • サイズ B40判/ページ数 124p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784575239805
  • NDC分類 K312
  • Cコード C8293

出版社内容情報



佐藤美由紀[サトウ ミユキ]
著・文・その他

内容説明

豊かさとは何だろう?人生で大切なこととは何だろう?心にしみるスピーチで世界中に感動を与える、南米ウルグアイの元大統領ホセ・ムヒカ。“世界でもっとも貧しい大統領”と呼ばれるムヒカのスピーチやインタビューから選び出した名言を、解説とともに紹介。2012年国連リオ会議の「もっとも衝撃的なスピーチ」も掲載。小学上級・中学から。

目次

第1章 質素の哲学
第2章 理想への闘い
第3章 指導者の言葉

著者等紹介

佐藤美由紀[サトウミユキ]
広島県福山市出身。フリーライター。各種の雑誌や書籍に人物ルポや社会レポートなどさまざまなジャンルの記事を執筆。佐藤真澄名義で児童書の著書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

としP

28
「私たちは発展するために生まれてきているわけではありません。幸せになるためにこの地球にやってきたのです。」2012年6月の「持続可能な開発会議」で、当時ウルグアイ大統領のホセ・ムヒカ氏のスピーチの中の言葉だ。残酷な競争で成り立つ消費主義社会で、幸せになれる訳はない。「貧乏な人とは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」* そして「物であふれることが自由なのではなく、時間であふれることこそ自由なのです」2017/03/17

亮さん

17
ホセムヒカの言葉は本当に魂が宿っている。以下、抜粋。 貧乏な人とは、少ししかものを持っていない人でなく、無限の欲がある人です。 人間の最も大事なものが生きる時間だとしたら、この消費主義社会は、それを奪っている。 余裕のある人には、弱者を助ける義務がある。貧しい人の生活が改善されれば我々の生活もよくなる。 お金が好きな人たちは、政治の世界から出て行ってもらう必要があります。2017/02/10

ごろ寝

8
小中学生向けの本みたいですが、とても良かった。大統領になっても官邸に住まず、質素な暮らしを変えない。移動もマイカーを自分で運転し、ヒッチハイカーを乗せることも。大統領としての給料もほとんど寄付し、貧困政策へ力を入れる彼。経済団体の言いなりのような政治家とは大違いだ。「貧乏とは欲が多すぎて満足できないこと」「物であふれることが自由ではなく、時間であふれることこそ自由」はとても好き。ま、僕の生活がそのとおりですけどね。南米ウルグアイの大統領でした。ウルグアイに行って牛肉食べたいなー。2016/12/03

スー

5
テレビを見て興味を持ったので読んでみました。ムヒカ元大統領は現在の社会や経済のやり方に警鐘を鳴らし、このままでは貧困や環境汚染がますます悪化してしまう。そうなる前にあまり物を必要としない社会にしなければならないと訴えています。一言一言に重みがあり行動も伴っているので説得力があります。たまに何故こんなに働かなければならないのか?と疑問に思うこともあるし晴耕雨読の生活に憧れたこともあるので分かるのですが難しい。だって新しい本読みたいしゲーム買いたいし映画も見たいしお酒も飲みたい。とりあえず赤十字に寄付しました2016/09/20

あお

1
貧乏とは、欲が多すぎて満足できない人のことです。悪いことは良いことを運んでくれる。人生というものは、刻一刻とあなたから逃げてゆきます。2019/11/21

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