出版社内容情報
高野 苺[タカノ イチゴ]
著・文・その他
時海 結以[トキウミ ユイ]
著・文・その他
内容説明
お互いの気持ちを伝えた菜穂と翔だったが、つきあうことはしないまま、迎えた年末。みんなで初詣に出かけたタイミングで、二人の距離が離れてしまうと手紙には書かれていたけれど…。運命の日、二月十五日に菜穂たちは、翔を死から救うことが出来るのか?そして10年後の自分たちの「後悔」も消すことが出来るのか?SFラブストーリー、超人気コミックスのジュニア文庫最終巻!小学上級・中学から。
著者等紹介
高野苺[タカノイチゴ]
長野県出身。高校在学中に漫画家デビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gerBera.m
10
最後まで読んで、『勇気』の重みを感じた。誰かと向かい合って、分かり合うには勇気がいる。何度も死にたいと思って、それでも生き残るには勇気がいる。後悔した人生を、少しでも前向きな幸せな人生にするのも勇気がいる。このスト―リーには、そうした勇気が詰まっていた。原作が少女漫画でありながら、説得力とテーマの深さ、無駄に間延びしない話の進み方に脱帽です。自分と世代は違うかもしれないけれど、読んでよかった名作。2016/05/11
ぐぐ12345
1
これで完結。読みやすい。涙あり感動あり。楽しかった。自殺した学生のまわりの人たちの後悔の気持ちがうまく綴られていた気がする。2017/12/15
のがまま
1
翔を救った先の未来はどえなったのだろう2017/09/26
なか
0
原作漫画1巻のみ既読でノベライズ読了。SF部分の基本的な説明はあるものの具体的な理屈の言及は殆どなし。SF要素があるとどうしても論理で動いてしまう部分があるけど、それも好きなんだけど、この作品は非常に丁寧に感情の方を描いていて新鮮だなと思った。良い話だ。けど、今気付いたけどテキトーに読み過ぎてタイトルの意味を知らない。たぶん読み飛ばしてるので漫画を読んで確認したい。2016/05/26