真鍋博の鳥の眼―タイムトリップ日本60’s (新装版)

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真鍋博の鳥の眼―タイムトリップ日本60’s (新装版)

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  • サイズ B4判/ページ数 111p/高さ 38cm
  • 商品コード 9784620325668
  • NDC分類 291
  • Cコード C0076

出版社内容情報

東京オリンピック後の変貌する都市の姿を、圧倒的画力と情報量で描いた超絶技巧イラストマップ。解説・福岡伸一、帯文・筒井康隆。

真鍋博[マナベヒロシ]
著・文・その他

内容説明

1960年代、日本。高度成長期の都市を精緻極まる鳥瞰図で記録した伝説のイラスト集が復活。

目次

皇居
丸ノ内
霞が関
霞が関
新宿
渋谷
東京国際空港
札幌
室蘭
函館〔ほか〕

著者等紹介

真鍋博[マナベヒロシ]
1932‐2000年。愛媛県生まれ。多摩美術大学油画科卒。イラストレーターとしてシャープで緻密な画風で小説などの挿絵、装幀を数多く手がけたほか、日本万国博への参画、バイコロジーの提唱、文明批評的エッセイの分野でも大きな足跡を残す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

81
60年代の日本の代表的な都市や観光地が鳥瞰図で描かれている。60年代というと戦後20年頃、高度経済成長真っ只中。夢も希望もあってみんな若かった時代の日本。真鍋博氏の精緻なイラストがすごい。当時は当然ながらパソコンというものが存在しない時代、繊細なペンや烏口を使って描いたのだろう。大型の本にもかかわらず街の様子がびっしり。面白いと思ったのは絵の中に男女2名が隠れているという。人探しで遊べる本だ。なにぶん小さいのでルーペは必須。田舎はともかく大都会はすごく様変わりしていることがわかると思う。図書館本2019/03/11

たまきら

35
毎日新聞の書評から。関係者の方より頂戴してびっくりしたのは、昔この本を読んだ思い出があったこと。「あっ、これ家にあった!そうそう、これ探した!」…遅ればせながら調べたら、父が勤めていた新聞社出版なので家にあったみたい。なんだか父親の書斎で眺めていた時のことを思い出しました。こういうタイムスリップは想像していなかったなあ…。不思議な気分です。2019/03/20

SOMARU.(しらあい)

14
毎日新聞で紹介されていて図書館に探しに行った本。予約して届いたのを受け取りに行くと思っていた3倍大きくて、3倍情報量も多かった!1960年代の各地の鳥瞰図だけど1つ1つ手で描きあげるのは大変だろうな…どこもワクワクしながら眺めたり、知っているところを探したり。いつか手元に置きたい本。2019/08/22

kaz

3
1968年12月初版刊行のものの内容を再構成したもの。23区内の主要スポットや全国の主要都市等の街並みを鳥の眼をもって描いたもの。よくここまで細かく描けると感心してしまう。また、昭和40年頃の街の様子がわかるという意味でも面白い。さすが一世を風靡したイラストレーターだけのことはある。馴染みのある場所だと、現在の様子を思い浮かべながら眺めるという楽しみ方もある。 2019/04/28

hirokazu

3
図書館本。「サンデー毎日」に1967年から1968年にかけて連載され、1968年12月に刊行された本を、50年ぶりに再刊(内容の再構成、判型の変更あり)したもの。とにかくこれだけ緻密な絵を週一ペースで描いていたというのに驚かされる。作者本人は「明治百年の日本列島の空からの記録」とかいているが、それから50年。東京五輪を終え、次の大阪万博に向かって希望を持っていた日本(オイルショックなど知りうるはずもない)の記録となっている。2019/03/06

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