• ポイントキャンペーン

終(つい)の日までの

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784575239331
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報



森 浩美[モリ ヒロミ]
著・文・その他

内容説明

大切な人の死や老いに直面したとき、生きている今、何をすべきか…。前向きに生きるその先には、救いの光が見えてくる。“人生の閉じ方”を描く短編集。

著者等紹介

森浩美[モリヒロミ]
放送作家を経て、1983年より作詞家として活躍。作品は700曲を超え、数多くのヒットナンバーを手掛ける。初の短編集『家族の言い訳』から始まる「家族小説」シリーズは累計45万部を超すベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

198
今年(今月)に入り、早くも5作目となった森さんの短編集です。我ながら、よくも飽きず?に似たような作品を読み続けるなぁと思います。確かにここまでくると、ぶっちゃけ作風はちょっとした金太郎飴状態ですが、その一貫している作風に期待している自分がいます。今作はタイトルにあるように『終(つい)の日』となっているので、これまでの作品より「死」を意識し、見つめる作風がまた涙腺を破壊してくれます。「死」というテーマを扱うことで、作品の雰囲気がシリアスになりがちですが、さすがは森さん、しっかりと希望を残してくれています。2017/01/08

紫綺

157
いよいよ他人事ではなくなってきた終の日。親も、下手すれば自分も…。身につまされる。手を変え、品を変え、家族シリーズ8作目。短編でここまで読ませる作品は貴重。いつまでも追いかけたい!!2016/03/02

ユザキ部長

102
「つまらない男ですよ。世の中の大半の男、いや女も同じかな、みんなそう思ってるんじゃないですか。でも人がなんと言おうと自分の評価、価値は自分で決めればいいし、せいぜいしぶとく生きてみましょ。それなりに良いこともあるでしょう」とりとめもない。終活。人それぞれの人生の閉じ方。いいタイトルだと思った。2017/01/15

じいじ

89
 この作品『家族の言い訳』から8作目の作品。森浩美は家族の哀歓-とくに哀しみを描くのが巧い。読友さんのレビューとタイトルの妙に惹かれて読みたくなった本。中年から初老夫婦の夫婦愛、家族愛を温かく優しい目で綴った8つの短篇集。中に、人生の終焉つまり「死」を意識させられる作品もあり辛いシーンもあったが、作者の描きたかった「生きている今にどんなことを成すべきか…」の先への光が覗けて、読んでよかったと思っている。癌に苦しみ自暴自棄の妻を励ます夫の【いちにさんぽ】と、【おばあちゃんのSuica】が心温まる話で好きだ。2016/04/01

ゆみねこ

87
安定の家族小説集。亡き父が遺したマンションに4人の兄弟姉妹が集まって、遺産分割を話し合う「月の庭」・終活を始めた母と戸惑う娘を描いた「準備万端」が特に印象に残りました。「つまらない人」の奥さん、何だか共感もてず。末期癌の妻と夫の「いちにさんぽ」、泣けました! 2017/01/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10059488
  • ご注意事項

最近チェックした商品