出版社内容情報
俺には悪癖がある。癖と呼ぶにはあまりにも危険な行為のそれは、掏摸。犯罪行為と向き合う男の姿を描く「指」。ひょんなことから刑務所前の飯屋を切り盛りすることになる俺。味が評判を呼び人気店になる。だが、それを苦々しい思いでみる者がいた。その者の思惑とは…「飯」。中篇2編収録。
内容説明
都内某刑務所前。つぶれかけた粗末な飯屋がある。そこの手伝いて、刑務所を見張り、ある男が出所したら知らせてくれと頼まれた俺。ヤバさを感じながらもおいしい条件に承諾したが、案の定、面倒なことになっていく…。善人ではない。かといって悪人でもない。強かだけど時に脆い。そんなわたしたちを見つめ、見守ってくれる傑作小説集。「指」「飯」の2編を収録。
著者等紹介
三羽省吾[ミツバショウゴ]
1968年岡山県生まれ。広告代理店勤務を経て、2002年『太陽がイッパイいっぱい』で第8回小説新潮長篇新人賞を受賞しデビュー。06年『厭世フレーバー』で吉川英治文学新人賞候補(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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