内容説明
もう、信じない。信じて傷つくのは、もう辛い。弱いあたしに、誰も気が付かないで。惨めなあたしに、誰も触れないで。あたしに宛てた“愛”なんてどこにもないなら、自分の身体を、心を、自分で守らなくちゃならないの。そのために、あたしはトゲを増やす。どんどん、どんどん、不恰好になる。綺麗なお花のあの子の隣。醜いあたしは、まるでサボテン―。一途で強引な年下男子との甘く純粋な恋。魔法のiらんど大賞2008長編・最優秀賞作品。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くり
1
借りもんです。自分に自信のない主人公。自分に自信が持てない人なんて自分もそうだけどいっぱいいるよ。ここまで劣等感のある主人公もそうそういないね。でも同じ親から生まれて姉妹のうちかたほうだけ美人がいるのはじぶんだったらこたえるな。2013/08/01
masa
0
高校生の頃ってやっぱりいいですね。2015/08/31
なつ
0
読み終わった後、サボテンを育てたくなって花屋さんに直行した。サボテンはなかったけど多肉植物買ってきて育ててる。無性になにか植物を育てたくなった。2015/06/15
めーぷる林檎
0
私も主人公の気持ちがよくわかりますw元彼が妹を好きになったって言う噂をよく耳にしますし…ハァ━(-д-;)━ァ... 共感する部分が多々あったので、読んでいて楽しかったです。2013/09/16