消えずの行灯―本所七不思議捕物帖

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  • サイズ B6判/ページ数 373p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784575235951
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

幕末の江戸で「本所七不思議」に絡んだ殺人事件が続けざまに起こる。
潤之助は若き日の榎本武揚、三遊亭圓朝らと組んで難問に挑む。
当時の最先端技術を駆使したトリックが見事な痛快時代ミステリー。
小説推理新人賞受賞作

内容説明

幕末の江戸に怪死相次ぐ。「おれたちの手で下手人を捕らえる」若き志士・仁杉潤之助とともに動くは、学究肌の武士・釜次郎、噺家の次郎吉、剣の達人・今井。奉行所無用の飛び抜けた力が、七つの難事件を解き明かす。

著者等紹介

誉田龍一[ホンダリュウイチ]
1963年大阪府生まれ。学習塾講師。習作として10作ほどのミステリーをものした後、06年『消えずの行灯』で第28回「小説推理新人賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みかりん

8
江戸時代、本所七不思議にまつわる事件を幼馴染みの釜二郎、潤之助のコンビが解決していく。有名な人物が続々と出てきます。面白かったです。2021/03/19

山内正

5
家の帰り道が、小さい頃歩いた 筈の道が町並も暗く周りが見えなくなりお佐代は駆け出していた 橋が見え渡ればもう直ぐ家だ 長屋があったが違う! 探し廻先に行灯の明りが 駆け寄ると離れて又駆ける 気が付いたら家に着いた 離れた所に提灯がじっとしてる 送り行灯と噂で持ち切りに 娘辻斬りが出たと次郎吉がきた お美津て娘があの上に止まってた と女二人を囮に通りを歩く 四五人の男が出てきた 呼子の笛で捕り方が囲んだ 幕府の鷹匠がお役御免になり 梟に海螢を括り付けたと お佐代は流産し店を出されたと 2021/10/25

taka

1
江戸の怪談になぞらえて発生した事件を解き明かすミステリ。江戸にあって現代にないものなどをうまく使って話が作られてると思います。2017/05/12

ちき

1
え~っと・・・誉田さん違いでした・・・・図書館で誉田哲也さんと勘違いして借りてきてしまったんですが、なかなか面白かった。本所の七不思議に絡めていろいろな事件を釜次郎が解き明かしていく。その事件で知り合っていく人は後の有名人なので、事件の謎と共にこの人は誰だろうと考えながら読むのも楽しい。2015/06/15

蕭白

1
期待が大きかっただけに、ちょっと残念でした。ただ歴史上著名な人物がたくさん登場していたので、興味深く読めました。2008/02/22

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