出版社内容情報
魔法のiらんどの人気ケータイホラー小説『呪い遊び』シリーズ最終章。『呪い遊び』から5年、姉の結婚式に
出た雷だったが、自分の周りだけ時間が巻き戻るという怪奇現象に遭遇する。小学生が些細なイタズラで始めた
“まじない”が、惨劇を引き起こす。
内容説明
『呪い遊び』の惨劇から5年、ついにすべての謎が明らかになる。巻き戻った時間の謎を追う雷の前に現れた、謎の少女・絹。すべての原因は“褐色の本”だという。本を追う雷たちの前で次々に起こる惨劇。目先の欲望を満たすためだけに、大きな代償を払う愚かな人間たち。それは、5年前のあの事件を越える凄まじさだった。人間の弱さと怖さ、そして温かさを描く、『呪い遊び』シリーズ最終章。
著者等紹介
Saori[SAORI]
1982年3月17日生まれ。愛知県出身。趣味のバンド活動で担当していた作詞の延長線としてケータイ小説の執筆を始める。ホラー小説サイト「裏Saori Channel」にて『呪い遊び』を公開。瞬く間に多くの人から支持を受け、ベスト10入りを果たす。その後も販売員の仕事のかたわら精力的に執筆を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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dotkawahagi_bk@だいたいホラー小説しか読まない
5
姉が結婚したことに、ショックを覚える雷。相手は信頼のおける咲夜だが、密かに、結婚式の前に時が戻ればと考える。そんな時、褐色の本をもった男の子が時間を巻き戻すまじないを目の前で行う。それは、再びこの世に恐怖の種が蒔かれた瞬間でもあった。 *** 『呪い遊び』、『死の薬』を経てやっとこの物語の中心である褐色の本について言及される。あれだけの呪いを振りまくのだから、さぞ素晴らしいいわくがあるのだろうと読んでいたが、実は本は人々の幸せを願う心優しい陰陽師が、後世の人間の幸福を願い遺した一冊だった。2021/01/15
かず
2
3部作ということで、最後まで読んでみましたが…これで解決したの??なんだかスッキリしない(汗)2015/10/03
サス
2
呪い遊びや死の薬よりホラーではなく切ない感じ。ハッピーエンド…でいいんだよね…!?これもサクサク読めた2014/05/02
そのぼん
1
怖いといえば怖いけど、ケータイ小説だけあってさらっと読めました。2011/09/18
maimai☆
1
まじないの本にまつわる話。読みやすそうかなと思って借りたらどうやら続編っぽいので??な部分もあった。2010/11/03
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