内容説明
古都にたゆたう、まぼろしの恋。清冽な抒情と、たおやかな文章で綴る初の恋愛小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やぎ
4
物語の舞台は娯楽が映画からテレビに移り変わる昭和40年代の京都。学園紛争の嵐が吹き荒れた時代の京大生の僕(薫)と早苗と、清家と大部屋女優だった夕霞の青春恋愛小説だ。戦前の銀幕時代へのオマージュというだけに、古い活動写真を観ているように滑らかに進むストーリーに引き込まれた。古刹の林立する京都だけに四季折々の美しく静謐な風景もロケ現場の独特な雰囲気もよく伝わり楽しめた。最後は切ないな~。聖地巡礼したくなりました。そしてまた大学生をやってみたくなりました。2018/11/14
kei@名古屋
3
文庫にて読了2011/06/28
lottina2000
2
浅田次郎さんが描く切ない青春恋愛小説。主人公は東京から出て来た京大生。舞台は1960年の京都。昔の京都は映画会社の撮影所がひしめく日本のハリウッドだったんですね。京都の景色の描写が巧みで京都に行きたくなっちゃいました。そして青春時代に戻りたい…2018/02/16
やっちん
2
2つのカップルが現実の世界と昔の映像の世界に永遠に残って行けば、どちらも幸せなのかな。2014/11/09
megaten
2
不思議な感覚の話でした、実在の人物・場所・出来事など現実と架空が入りまじったお話、実在の人かと思わずネットで夕霞さんを調べてしまいました。2014/10/30




