内容説明
バブルが崩壊しておよそ20年。この国は坂道を転げ落ち続けた。それはつまり、国づくりを担う「エリート」たちが劣化したことを意味するのか―。「官僚幻想」の正体と真実。
目次
第1章 官僚を東大生が目指さなくなったから日本は没落したのか
第2章 官僚が偏差値人間になって日本は没落したのか
第3章 官僚が消費税率をアップさせたから日本は没落したのか
第4章 官僚が原発の安全神話を作って日本は没落したのか
第5章 官僚が政治家より偉かったために日本は没落したのか
第6章 官僚と有権者が変わらなければ日本は没落する
著者等紹介
原山擁平[ハラヤマヨウヘイ]
1971年、福岡県生まれ。ノンフィクションライター。早稲田大学政治経済学部卒業。97年、新潮社に入社し、写真週刊誌『FOCUS』編集部で記者となる。同誌休刊後の2001年、新潮社を退社し、読売新聞東京本社地方部に移る。水戸、山形、秋田支局などに勤務。08年、同社を退社し、幻冬舎、幻冬舎ルネッサンスを経てフリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆあ
0
学識者、元官僚、現役官僚、東大生などさまざまな人にインタビューが行われていて良い。 政府の委員を務める学識者が「官僚」について単著を書くことは想定されないので、読む意味はあったと思う。2014/02/28
kozawa
0
そこまで悪い本とも思わなかったけれど人にすすめたいとも思わない。ジャーナリストが書いた本だよねっていうか、データをもとに言ってるところもあるんだけど、個別取材のいくつかの積み重ねから簡単に全体を言い過ぎている感や、まぁそれなりに勉強してかつ公平を意識して書いてるなぁとは思うのでバイアスがそれほどひどいとは思わないけど、根拠の薄い推論も色々と気にはなった。若者(現役やら東大生やら)取材もしつつも、(コメントに続ける)2012/12/10
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