内容説明
美術館で働くアビーは、最悪なデートの帰り道、ザンと名のる開錠業者の男に危ないところを救われた。報酬がわりにキスを交わしたそのときから、ふたりは互いに惹かれあってしまう。それでも、過去の痛い体験からふたたび恋愛関係に踏みだすことを恐れるアビー。そんな彼女にザンは、夜の扉を開いてひそかに愛しあう“秘密の関係”を申し出るのだった。しかし、そんな彼らを暗い淵から狙う、不気味な陰謀の影があった…。愛と欲望と危険とが熱い夜に溶けあう、官能ロマンティック・サスペンス。
著者等紹介
マッケナ，シャノン［マッケナ，シャノン］［ＭｃＫｅｎｎａ，Ｓｈａｎｎｏｎ］
ＮＹの保険会社に勤務しながら執筆活動を開始。元はシンガーとしてのキャリアを積んでいたが、知りあったイタリア人男性の音楽家と恋仲になり、帰国した彼を追って同国へ移住し、結婚。その後、出版社に送った原稿が採用され、作家としてデビューした。他作家とのオムニバス競作を含め、１０作ほどのロマンス小説を発表している。現在は、夫とともに南イタリア在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ＫＡＺＵ@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
20
マクラウド兄弟シリーズより、激しさやＨＯＴは控えめだけど、その分読みやすかった。とはいえ、こちらもかなりＨＯＴ(≧∇≦) ストーリーも面白かった。ヒーローには兄弟が何人かいたけど、これもシリーズになるのかな？2020/06/11
アン
13
マッケナと言えばHOTはお約束ですが、なんか途中で飽きちゃう感じでした。むやみにHOTシーンがあれば良いってもんじゃないよって感じです。 ヒーローのザンは独占欲強くて嫉妬深いし、ヒロインのアビーも微妙。 どっちもあんまり好みじゃないので夢中になれませんでした。 サスペンスの方もなんだかお粗末で＾＾；全体的に微妙でした。 マクラウド兄弟シリーズの方が面白いです。 ザンの家族は魅力的な人物多そうだったのでもう少し登場させて欲しい気もしましたが。スピンオフないのかな？2015/07/04
romance_holic
3
マクラウド兄弟シリーズよりも、普通っぽい雰囲気。ヒーロー（３６歳）は赤面しちゃうなんて、かわいい～。好感度高かったです。マッケナといえばホットなラブシーンですが、こちらも期待を裏切らない（？）熱さでしたよ。2007/11/09
早川珠生
2
どうしていいか定まらない内に有り余る行動力で突っ走るﾒﾛﾒﾛﾋｰﾛｰ。読んでるこっちが「もうちょっと冷静に」って思っちゃうくらいに暴走ｷｬﾗでちょっぴりクスッとしてしまった。多少失敗しても冷静でｶｯｺいいﾋｰﾛｰも良いけど隙だらけなﾋｰﾛｰも好きだなーって読んでいて思った。2013/08/24
くまた
1
自分の好みで相手を選ぶと碌な事にならないと凝りて恋人に『条件』を決めたアビー。夜中に呼んだ鍵屋に大変な魅力を感じるが『条件』に合わないザンの誘いを断るがその後も再会し、彼女の勤める美術館で計画される宝石強盗のスケープゴートとしてザンが送り込まれてくるがというお話。途中までは「二人とも言葉が足りな過ぎ」程度で流せていたけど、すぐ頭に血が上り同じ事を繰り返すヒーローと、流されやすく八方美人的で彼を拗らせるような言動しかできないヒロイン。この二人の相性は最悪だと思う。どちらも変わってないのに大丈夫なの？な感想。2018/09/15
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